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「池江、今まで見たことない、肩で呼吸」 水連が会見

2/12(火) 16:51配信

朝日新聞デジタル

 日本水泳連盟は12日、東京都内で記者会見を開き、白血病を公表した池江璃花子の状況などについて説明した。

【写真】池江璃花子選手が白血病であることを公表したことについて会見する(左から)ルネサンスの三木二郎コーチ、日本水泳連盟の上野広治副会長、青木剛会長、ルネサンスの吉田正昭社長=2019年2月12日午後4時1分、東京都渋谷区、西畑志朗撮影

 池江は1月18日~2月10日の豪州合宿に参加していた。その合宿中に何度か体調不良を訴えたという。2月4日に現地の日本人医療センターで血液検査などを行い、2日後に結果が出て、「早く帰国して再検査を受けたほうがいい」と言われたという。8日に帰国し、都内の病院に入院。検査した結果、白血病とわかった。

 三木二郎コーチは、合宿中の様子について、「今まで見たことない、肩で呼吸する場面があった」と説明。トレーニング中は調子も上がらず、泳ぎが崩れていたという。

 三木コーチは自身の帰国後の10日、池江と話をしたという。「最初はお互い言葉が出なかったが、本人は本当に頭の中が真っ白だと思うが、『早く治して、また二郎さんと一緒に練習できることを含めて頑張りたい』と。それについて自分自身何ができるかを考えてやっていきたい」と話した。

 「池江は前向きな姿勢で白血病に必ず勝つんだという気持ちを見せている。病気に立ち向かう姿勢には頭が下がる。この病気と闘っていくことでまた新たな池江璃花子が戻ってくると信じている。我々もサポートしていきたい」

 日本水泳連盟副会長の上野広治氏は「思いもよらない診断結果で、本人もショックだった。4月の日本選手権や来年の五輪まで頭が回らない状況だったが、(診断結果を受けて)1時間もしないうちに前向きな発言が出てきた」と話した。2020年東京五輪については、「現状はわからない。まずは病気を治すことに専念したい。どうかあたたかく見守ってほしい」と語った。

朝日新聞社

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