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なぜこのタイミングで 大坂なおみがコーチと突然の契約解消

2/12(火) 11:32配信

産経新聞

 テニスの全豪オープン女子シングルスで四大大会2連勝の偉業を果たした世界ランキング1位の大坂なおみ(21)=日清食品=が11日、サーシャ・バイン・コーチ(34)との契約解消を自身のツイッターで明らかにした。「これからはサーシャとは一緒に仕事をしない。彼には感謝しているし、今後の成功を祈っている」と記した。

 バイン・コーチもその約30分後、「ありがとう、なおみ。何て素晴らしい道のりだったんだ。ベストを尽くすことを祈っている。私をこの一員にしてくれて本当にありがとう」とツイートした。

 ドイツ人のバイン・コーチが“チーム大坂”に加わったのは2018年シーズンから。それまでバイン・コーチはセリーナ・ウイリアムズ(米国)、ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)、キャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)らトッププロに師事されてきた。バイン・コーチは女子ツアーを統括するWTAの18年年間最優秀コーチ賞に輝いている。

 17年までの大坂は成績に安定感がなく、世界ランキングは60位前後で今ひとつ伸びを欠いていた。バイン・コーチの厳しい指導がその後の急成長に結びついた。18年3月には、WTAツアーで、四大大会に次ぐ大会規模のBNPパリバ・オープンで初優勝を飾った。

 9月には全米オープンでセリーナに決勝でストレート勝ちし、日本勢初の四大大会で頂点に立った。今年1月の全豪でも優勝し、世界ランキングで日本勢初の1位に上り詰めた。大坂の躍進はバイン・コーチの力なくしてはあり得ないものだった。4月の全仏、7月のウィンブルドンと、グランドスラム達成に向けて、大事な時期に入っていた。

 大坂とバイン・コーチの契約解消は驚きを持って報じられた。AP通信は「2つ目の四大大会のタイトル奪取からわずか2週間で大坂はコーチと別離した」と一報。「大坂のエージェントは取材に対し、バイン・コーチとはこれ以上仕事をしないと答えたが、それ以上のコメントは出していない」としている。

最終更新:2/12(火) 14:53
産経新聞

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