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AirPlay 2とGoogle Cast、ストリーミングに使うのはどっちがいいの?

2/12(火) 7:12配信

ギズモード・ジャパン

最終的には環境で決まると。

Apple(アップル)とGoogle(グーグル)はモバイル用OSから音楽プラットフォームまで複数のプロダクト分野で競争を繰り広げています。それはストリーミング技術でも同様です。CES 2019でも多くの話題となったこの分野ですが、それぞれのストリーミング技術はどのような仕組みで、どちらがどのような場面で有効なのでしょうか。

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そこでこの記事ではAppleのストリーミング技術「AirPlay 2」とGoogleのストリーミング技術「Google Cast」を比較してみたいと思います。大まかに言えばこれらは、スマートフォンなどのデバイスから、Apple TVまたはChromecastと接続したテレビや対応スピーカーなどに動画や音楽などのメディアをストリーミング(ダウンロード・送信しながら再生)できる技術です。スマートホームをこれから作って行きたいと考えている人には役に立つ情報ではないでしょうか。

基本性能:できることは同じ

AirPlay 2もGoogle Castもできることは基本的には同じです。メディアファイルを一つのデバイス(例えばユーザーのスマートフォン)から別のデバイス(例えばテレビ)へとストリーミングします。YouTube動画をスマホからChromecastを通じてストリーミングしたことがある人は、この作業が実際的には何を意味しているかを理解していることになります。

これら2つの規格はどちらもオーディオ・ビデオ・画像・画面のミラーリングに対応しています。アプリによっては、コンテンツはローカルのWi-Fiを経由してダイレクトにストリーミングされますが、デバイスからではなくネット上から関連ストリーミングを受ける場合もあります。

Google Castは主にウェブ上からコンテンツを引っ張ってきます。それがSpotifyであれ、YouTubeであれ、といった具合です。ユーザーが家から出たとしてもストリームは継続して再生されます。ただコントロールができなくなるだけです。しかしウェブ・ブラウザをストリーミングするというようなケースでは、Wi-Fiネットワークを通じたダイレクトな接続となります。

AirPlay 2はこれまで主に、一つのデバイスから別のデバイスへとBluetoothやローカルなWi-Fiネットワーク経由でコンテンツをストリーミングするのに使われていました。しかしそうではないケースも増えてきています。これにはHomePodでApple Musicの音楽を再生したり、iTunesの映画をAirPlay2対応のテレビで再生するといった場面が含まれます。こういったケースではウェブ上から直接ストリーミングを受け取っています。(iCouldからApple TVに直接AirPlayする場合もあります)。

ウェブから直接コンテンツを受け取ることで、送る側のデバイスの負荷が軽減されます。そのため例えばスマートフォンからコンテンツを送る場合なら、スマホのバッテリーやプロセッサの使用量は減ることになります。デバイス間での直接のストリーミングのメリットとしては、外部のネットワークが存在しなくても機能する点にあります(ストリーミングコンテンツがすでにiPhoneにダウンロードされている状況などに限られますが)。

ストリームがウェブから受け取られている場合でも、AirPlayを使った場合は送る側のデバイスも接続されている必要があります。iTunes上で購入した映画や、iPad上のNetflixの番組をApple TVにAirPlay経由で送る場合、iPadのウェブ接続が切れてしまうとストリーミングも止まります。しかし一方でiPadから動画をGoogle Cast経由でChromecastへとストリーミングした場合、iPadがネットワークから消えてしまってもストリーミングは継続されます。

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