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夫婦で挑んだ継承「遠野和紙」 自立へ奮闘!川崎からいわきに

2/12(火) 8:07配信

福島民友新聞

 いわき市遠野町の伝統工芸紙「遠野和紙」の技術継承へ、川崎市から地域おこし協力隊に就いた夫妻が挑戦している。2021年3月末までの任期中、地域の伝統を継承しながら生計を立てる道を模索。まだ駆け出しだが「2人の個性が違うから、その分発見も多い」と力を合わせ、課題を乗り越える。
 技術継承へ挑んでいるのは平山祐さん(36)、綾子さん(32)夫妻。「1回すくったら水を捨てる。もう1回すくって縦、横に揺する」。2人は1月、地元の遠野高で3年生の手を取り、卒業証書となる和紙作りを指導した。こなれた様子だが、協力隊に就任したのは昨年10月。本格的な紙すきは12月からだ。
 2人は震災と原発事故の前から、祐さんの母の実家があるいわき市などへの移住を考えていた。昨年7月、東京都内で開かれた地域おこし協力隊の説明会に参加したことがきっかけで協力隊に応募。小さいころから絵が好きで、和紙によく絵を描いている綾子さん。「巡り合わせ」を感じた2人の決断は早かった。

最終更新:2/12(火) 8:07
福島民友新聞

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