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世帯年収500万の30代夫婦「5000万の物件購入できる?」

2/12(火) 11:50配信

MONEY PLUS

読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は黒田尚子氏がお答えします。

【図表】入居時期によって異なる住宅ローンの控除限度額

【相談者の悩み】

住宅購入を希望しています。夫は、都内の価値の下がらない物件を5000万円前後で購入したいと言いますが、私は3000万円の物件でも、家計はギリギリになると思っています。現在の家賃9万円でも、ほぼ貯金ができていない状況です。どのくらいの額の住宅でしたら購入できるのでしょうか。また、長女の教育費は学資保険の積み立てと児童手当を貯金することで用意していますが、次男は児童手当を貯金しているのみです。次男の教育費はどのように貯めていけばよいでしょうか。この先、老後資金も不安です。アドバイスよろしくお願いします。

〈相談者プロフィール〉
・女性、39歳、既婚(夫:37歳)、子ども2人(3歳、0歳)、3人目妊娠中
・職業:パート
・居住形態:賃貸
・居住地:東京都
・手取りの世帯年収:500万円
・毎月の支出目安:35万円
・貯金:300万円
・投資:なし

【FPの回答】

黒田: 住宅を購入するためには、まず最低でも、物件価格+諸費用(新築住宅の場合:物件価格の3~5%、中古住宅の場合:仲介手数料が必要なため、5~10%)が必要です。

とはいえ、マイホームは数千万円単位の大きな買い物。多くの人が住宅ローンを利用して購入し、中長期にわたって少しずつ返済していくことになります。ですから、ムリのない住宅ローンを組むことが肝心です。そのために、少なくとも物件価格の2割の頭金を用意することをお勧めしています。

具体的には、ご相談者の夫が希望する5000万円の物件を購入する場合、頭金が1000万円、諸費用が約150~500万円で、合計1150~1500万円を現金で準備しなければなりません。現時点でのご相談者の貯蓄額が300万円ということであれば、数年以内に購入を検討されておられる場合、かなりハードルは高そうです。

また、同じように試算すると、3000万円の物件の場合、頭金が600万円、諸費用が90~300万円で、合計690~900万円となります。こちらの方がより現実的な購入目標額と言えるでしょうか。

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最終更新:2/12(火) 11:50
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