ここから本文です

株式投資してはいけない会社  ~必ずチェックしたい5つの財務ポイント~

2/12(火) 10:00配信

マネーの達人

どの会社に投資すべきか?

株式投資ではリスクを極力避け、短期的には増減があったとしても、中長期的には資産を着実に増加させたいものです。

しかしながら上場会社は数多くあり、どの会社に投資するかは悩むところです。

・IT関連なのか、AI・ロボット・バイオ関連なのか。
・業種ではなく、安定性や成長性を重視するのか。
・知名度の高い超グローバル企業かそれとも中堅企業か。
・高配当利回りか魅力的な株主優待制度か。

投資してはいけない会社とは? 5つのチェックポイント

投資家はそれぞれの思惑から自分の投資先を選考することになりますが、逆に投資してはいけない会社とはどんな会社なのでしょうか。
会社四季報等などから財務面でチェックしたいポイントを5つ挙げると

(1)貸借対照表に「のれん」が計上されていないか
(2)自社株買いのための銀行借入がないか
(3)配当 > 利益(1株当たり)となっていないか
(4)有利子負債 > 利益剰余金となっていないか
(5)自己資本比率 < 50%となっていないか
まず、(1) 好財務であっても、資産の中に占める無形固定資産で企業買収や合併時の「のれん」の占める割合の高い企業です。

一般的に「のれん」は資産価値がないケースが多いからです。

次に(2) 中堅の成長企業の中には、会社が銀行から借入してオーナー経営者の持ち株を自社株買いするようなケースがあります。

そうしたお金で高級外車を何台も乗り回し、海外のリゾート地にいくつもの別荘を所有するようなオーナーであれば、その会社はいずれ投資家の信用を失うことになるでしょう。

また(3)現時点での財務内容は堅実であっても、利益以上の配当を何期も継続している企業があります。

無理な配当をしているといずれ行き詰まり、将来株価が下落する要因になります。

最後に(4) 利益剰余金が有利子負債を下回り、(5) 自己資本比率が50%未満になっている会社です。

負債が多く自己資本比率が低いと企業経営が不安定になりがちです。

以上、短期的な投機先としてはあり得ても、中長期的投資先としては避けたい企業の財務ポイントをあげてみました。

こうして投資を避ける企業をまず外し、次に配当利回りや株主優待、将来性等を加味して選択していけば魅力的な投資先が見つかるのではないでしょうか。(執筆者:遠藤 力)

最終更新:2/12(火) 10:00
マネーの達人

あなたにおすすめの記事