ここから本文です

冬の風物詩「長崎ランタンフェスティバル」 幻想的な光、人々を魅了

2/12(火) 12:07配信

西日本新聞

 長崎市の冬を彩る「長崎ランタンフェスティバル」が開かれている。約1万5千個の中国風ちょうちん(ランタン)や巨大オブジェが配され、夜になると異国情緒漂う街を幻想的な光で包む。人々を魅了してやまない光のイベントは19日まで。100万人の人出を見込む。

【写真14枚】ランタンやオブジェで彩られた会場

 中国の旧正月(春節)に合わせた行事。市内で暮らす華僑の古里、長崎新地中華街の祭りを観光に生かそうと、市や商工会議所でつくる実行委員会が1994年から開く。市中心部のイベントとして徐々に規模が拡大し、冬の風物詩に定着した。

 メイン会場は長崎新地中華街に近い湊公園。めでたさを象徴する中国の想像上の動物「麒麟(きりん)」や干支(えと)のほか、楊貴妃など歴史上の人物をモチーフにした巨大なオブジェがそろう。本場の雑技団によるアクロバットや、瞬時にお面を変える技術が“国家機密”とされる変面ショー、二胡演奏、地元の高校生らによる龍踊(じゃおどり)が連日行われている。

 清朝の皇帝と皇后の行列を模した人気の「皇帝パレード」は9、16日に開かれる。9日の皇后役は元乃木坂46の川後陽菜さん(20)=長崎県出身、16日の皇帝役はサッカーJ2のV・ファーレン長崎を今季から指揮する手倉森誠監督(51)が務める。10、17日は、江戸時代の唐船乗組員が航海安全の神媽祖(まそ)に祈る様子を再現した「媽祖行列」がある。中国風の衣装をまとった約100人が爆竹や銅鑼(どら)を鳴らして街を練り歩く。

 今年は初めて、中国の春秋戦国時代が舞台の人気アニメ「キングダム」とコラボした企画も登場。湊公園の南側約500メートルの孔子廟(こうしびょう)会場では、4月放映の実写版映画の撮影に使われた衣装や武器、撮影中の写真などを展示している。

 点灯は午後5~10時。市中心部では出店が並び、豚まんや、魚のすり身をパン生地で挟んだ伝統の揚

西日本新聞社

最終更新:2/14(木) 15:28
西日本新聞

あなたにおすすめの記事