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【INNOSENT in FORMALインタビュー】新時代のミクスチャーがさらなる新境地に

2/12(火) 10:02配信

OKMusic

2ndミニアルバム『INNOSENT 1~Into the new world~』をリリースする“架空のカートゥーンバンド”ことINNOSENT in FORMAL。ぽおるすみす a.k.a. STICKY(Vo)に対面インタビューが実現!

INNOSENT in FORMAL インタビューのその他の写真

──この世界に出現してから1年ちょっと活動してきて、どんな手応えを得られましたか?

まだまだ届けていかなきゃというところは正直あるんですけど、東京以外でライヴをする機会が増えたことで、たくさんインプットすることができた一年でした。今までは人柄が前に出すぎる音楽ってあまり良くないと思ってたんですけど、いろいろなところに行って、いろいろ見たり聴いたりしながら、“やっぱり人柄は大事だな”とか“音楽って人柄だな”と思いました。そういうふうに思える面白さというか、ぶっ飛んでいる人たちに出会うことが単純に多かったんですよ。

──刺激もかなり受けたと?

ええ。だから、新作はこれまでで一番いいです(笑)。今回、エンジニアさんとスタジオを変えて、ヴォーカルプロデューサーにも加わってもらったんです。それはバンドサウンドを変えたかったからで、スケールをでかくしたかったんです。これまで生のロックンロールバンドという打ち出し方をしてきましたけど、そこからもっとゴージャスにしたかった。だから、低音の鳴りを意識したり、同期の音もふんだんに入れたり、声も加工してみたり、いろいろなことをやりまくって面白くなったら最高だなと思って、今までやったことがないことを詰め込みました。4曲目の「Jackin' Rock Beats」なんてかなり面白い曲になったと思いますね。

──THE WHITE STRIPESの「Seven Nation Army」をはじめ、ロック史に残る名リフをつなげたアイデアは見事でした。

ヒップホップの世界ではよく使われるクラシックなトラックをジャックする手法をバンドでやってみたんです。前から温めていたアイデアなんですけど、トライしてみたら意外にサクッとできたという(笑)。

──1曲目の「Riff」はINNOSENT in FORMALの新たなステイトメントにも聴こえますが。

演奏や曲の構成はあえて従来通りのミクスチャーロックにした上で、“俺、こんなふうにラップできます”って曲ですね(笑)。こういうBPMが速い曲の場合、声を張り上げないと音圧に負けちゃうからラップが一辺倒になりがちなんですけど、ヒップホップ界隈のラッパーから舐められないスキルを身に付けて、バンドでもヤバいラッパーがいるってことを認めさせたいんです。だから、この曲だったらこの乗せ方がイカしてるとか、高い声がいいとか、低い声がいいとか、今回はそういうことを一枚通してたくさんやったんです。

──“人柄が大事”とおっしゃっていた通り、今回の歌詞は前作のミニアルバム『INNOSENT 0 ~The night late show~』に比べ、より生々しいものになりましたね。

かなり曝け出したと思います。あまり言いたくないことも言いましたし(笑)。自分が経験したことを作品に落とし込んだほうがいいかと思ったんですよ。ただ、ストレートに言えないこともあったので表現は選びましたけど。そこはだいぶ頭を使いましたね。

──自己嫌悪を歌ったと思しき「Atama」とラブソングの「Glass」では世界観にかなりギャップがありますが(笑)、どちらもぽおるさんなわけですね?

だからこそ、“映画のスクリーンの中から飛び出してきて、俺たち、今の時代の日本で苦しんでます、楽しんでます”っていうのが伝わると思うんですよ。この世界を超エンジョイしてますってことがね。

取材:山口智男

OKMusic編集部

最終更新:2/12(火) 10:02
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