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バカッターに必要なのは「裏切り者がいるぞ」という教育

2/13(水) 9:30配信

CBCテレビ

外食チェーン店やコンビニなど、従業員が不適切な振る舞いを自ら動画で撮影し、SNSに投稿している問題が止まりません。

2月9日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリサタデー』では、この問題についてITジャーナリストの井上トシユキが解説しました。

止まらない不適切動画の投稿

連日のように次々と動画が問題となっていますが、ここでは例としてカラオケチェーンのケースを挙げます。
店員が鶏肉を床にすり付けた後に揚げて居た様子を撮った動画がネット上にアップされていたことが発覚し、2月7日に会社が謝罪する事態となりました。

ただ、この動画は12月6日に投稿されたものですが、なぜ2ヶ月近く経った今になって発覚したのでしょうか。

井上は「その理由は簡単で、12月6日はソフトバンクで大規模な障害があった日で、あまりみんながアクセスできなかった。もう一つはSNSではなくYouTubeだったので、拡散が遅れたという特殊なケースだった」と説明しました。

その前には牛丼チェーン店でおたまを股間にあてたり氷を投げ合っている様子を撮った動画が炎上しました。

さらにその直後には、回転寿司チェーン店でハマチを切ってゴミ箱に捨てた後、まな板へ戻していた動画が問題となりました。
高校生のバイトが行っていたようですが、この問題により株価は1日で2.3%下落し、約27億円が消えたことになり、会社にとっても現実的に大きな損失となってしまいました。

まだまだあります。2月7日には宅配ピザのチェーン店が片手でピザを食べながら、もう片手で宅配用のピザをカットしつつ、マスクをせずに大声で会話する女子に対して、「不潔ではないか」「勝手に売り物のピザを食べているのではないか」という批判の声があがっています。

不適切投稿が多い時期は?

2013年にもこうした不適切な行動が問題となり、「バカッターによるバイトテロ」と呼ばれていました。

バカッターは「バカな人がツイッターでつぶやくこと」、バイトテロは生物兵器によるテロ「バイオテロ」をもじったもので、お店にとってはバイトによるテロ行為と言えるでしょう。

きっかけは群馬県のスーパーで、アイスケースに入って寝そべっていた様子をツイッターに投稿していたという事件。

そして、井上が最もひどいと思ったのが、ピザのチェーン店で、宅配用ピザケースの横にネズミ取りに引っかかって死んでいたネズミと一緒に写真を撮っていたというものです。

5年以上前に大問題になったにもかかわらず、なぜ今も不適切な投稿は行われ続けるのでしょうか。

井上は特に夏と冬、木の芽時(春先頃)に不適切な投稿が多いとして、「夏はわりとわかりやすいです。長期の夏休みの時に久しぶりに実家に帰ってきた学生が、地元の友だちに『俺は元気にやってるぜ』と挨拶代わりにわざわざふざけた投稿をする。それが発覚して大炎上して謝罪する」と解説。

さらに、「冬は季節性の自律神経失調症や心身の変調から逆ギレしてるんじゃないかというのを、医者の友だちと話をした」と説明しました。

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最終更新:2/13(水) 11:11
CBCテレビ

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