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NATO、INF条約失効後の対応を協議

2/14(木) 9:17配信

産経新聞

【ベルリン=宮下日出男】北大西洋条約機構(NATO)は13日、国防相理事会をブリュッセルで開いた。ストルテンベルグ事務総長は同日の記者会見で、米国がロシアに破棄を通告した中距離核戦力(INF)全廃条約が失効した場合の対応を協議したことを明らかにした。

 米国が2日に条約の破棄を通告後、NATOが閣僚級で対応を協議する初の機会。NATOはロシアによる地上発射型巡航ミサイル「9M729」配備を条約違反と批判。ロシアが是正しない場合、条約は6カ月後の8月初旬に失効する。

 ストルテンベルグ氏は失効した場合の対応について「防衛のための抑制的で協調」されたものになるとの認識を示した上で、欧州に新たな地上発射型ミサイルを配備する考えはないことを強調した。

 ストルテンベルグ氏は今後の対応の重点事項として、ロシアに条約順守の状況に回帰させるための対話を維持することを訴え、条約の廃棄回避を引き続き模索する考えを示した。国防相理事会には米国からシャナハン国防長官代行が初参加した。

最終更新:2/14(木) 10:32
産経新聞

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