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野口五郎さん手術の「食道がん」 “お酒で顔が赤くなる”タイプはリスク100倍超も!

2/14(木) 6:31配信

FNN PRIME

桑田佳祐さんも手術

歌手の野口五郎さん(62)が先日、事務所スタッフにも知らせずに、食道がんの手術を昨年受けたことをコンサートで明かしました。
日頃から体調に気を使うことから早期発見につながり、年明けからは仕事を始めたとのことです。
2010年には、桑田佳祐さんも食道がんの手術を受けています。

【写真】食道がんの5年生存率を見る

食道は、のどと胃をつなぐ長さ約25cm、太さ2~3cm、厚さ約4mmの管状の臓器で、食べ物を胃に流し入れる役割を果たします。
食道の内面を覆っている粘膜表面の上皮から発生したがんを、食道がんと呼びます。

食道がんには「扁平上皮がん」と「腺がん」という2種類の組織型がありますが、日本では90%以上は「扁平上皮がん」といわれています。
「扁平上皮がん」は、「腺がん」よりも増殖速度が早いことが知られています。このため、一般に胃がん・大腸がんよりも、食道がんは進行しやすいといえます。

食道の周囲には、気管・気管支や肺、大動脈、心臓など重要な臓器が近接しているので、がんが大きくなるとこれらの臓器にも広がっていきます。腹部や首のリンパ節、他の臓器に転移することもあります。

<飲酒×赤くなる×喫煙>は、リスク100倍超!

扁平上皮の食道がんの場合、「喫煙」と「飲酒」が大きなリスクとなります。さらに喫煙と飲酒習慣の両方がある場合、そのリスクは相乗的に増加していきます。

では、飲酒や喫煙によってリスクはどれくらい高くなるのでしょうか。
「飲酒も喫煙もしない人」のリスクを1とした場合、「毎日1.5合以上のお酒を飲む人」のリスクは約12倍、「毎日20本以上タバコを吸う人」のリスクは約5倍になります。さらにその両方の習慣がある人のリスクは、実に33倍にも及びます。(愛知県がんセンターHP掲載データ等より)

また、ビール1杯程度で顔がすぐに赤くなったり、頭痛がしたりする人は、食道扁平上皮がんのリスクがさらに高くなることがわかっています。
これは、アルコールがうまく代謝されずに、アセトアルデヒドという発がん性物質が体内に蓄積されるためです。
このタイプ(フラッシング反応)の人が、飲酒&喫煙をしてしまうと、食道がんのリスクは100倍以上になるという調査もあります。

熱すぎる飲み物も、食道に炎症を起こす原因となり、食道がんのリスクの一因となります。熱いものは、少し冷ましてから摂るほうがいいでしょう。
また、肥満も食道がんのリスクであるとされます。

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最終更新:2/14(木) 7:51
FNN PRIME

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