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業務上横領罪の元弁護士が経営していた菅谷法律事務所、破産開始

2/14(木) 11:56配信

帝国データバンク

 弁護士法人菅谷法律事務所(TDB企業コード:960298200、東京都千代田区隼町2-12)は、2月5日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。破産管財人は上田智司弁護士(東京都千代田区九段北4-1-5、上田法律事務所、電話03-3222-0776)。債権届け出期間は3月12日まで。

 当法人は2005年(平成17年)9月に設立された法律事務所。企業法務のほか、損害賠償請求、債務整理、相続など幅広く手がけ、一時は札幌、仙台、大阪、広島、福岡に拠点を構え、2016年4月に「弁護士法人法律事務所Active Innovation」から現商号に変更していた。

 しかし、当社の代表社員であった弁護士の菅谷公彦氏が、2013年9月に受託した自己破産申立事件において着手金の支払いを受けたものの同事件に着手せず、また、同委任契約の解除後、速やかに返金を行わなかったなど、複数の案件において依頼者へ対する返金不履行や預り金口座の資金の私的流用などを繰り返し、東京弁護士会より2017年7月に除名処分を受け、同年10月に弁護士登録取り消しとなっていた。また、依頼者からの預り金約1億5500万円を着服したとして業務上横領の罪に問われ、昨年10月に東京地裁より懲役6年の判決が言い渡されていた。

 この間、2017年7月12日には菅谷公彦氏が退社したことで社員の欠乏により当法人は解散。清算手続きに入っていた。

 負債は調査中。

最終更新:2/14(木) 11:56
帝国データバンク

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