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ブラジルから上陸。ピラニア醤油とは!?

2/15(金) 8:21配信

MEGABRASIL

日系社会が育んだ醤油文化が根づくブラジルならではの味

日本各地で古来から親しまれてきた、魚類・魚介類を原料に使った調味料、「魚醤」。使う魚介も国や地方によってさまざまで、秋田県のしょっつるではハタハタなど、タイのナンプラーではアンチョビなどが使われる。

今週開幕したフードビジネスの業界向け商談展示会「スーパーマーケット・トレードショー 2019」(開催は2月15日まで)で、ブラジル産の、ピラニアを使った魚醤が紹介されている。

「ピラニア醤油」は、ピラニアエキスが入った醤油とのこと。

日系人が多く暮らし日本の文化が浸透しているブラジルでは、醤油はメジャーな食材だ。サンパウロの日系食材店をのぞくと、サクラ、トウザン、マルイチ、ヒノモトといった現地のブランドや、輸出されているキッコーマンの醤油がずらりと並んでいる。

ピラニア自体も、アマゾン地方などではフライや鍋料理で日常的に食べられている食材だ。そう考えるとこの国でピラニア魚醤が作られるのは、実はそれほどおどろくような話ではないのかもしれない。

輸入している企業(イマイ)のブースで試飲させてもらったところ、確かに魚の出汁感がある醤油だ。しかも臭みやクセのほとんどないさっぱり系だ。さっぱりしているのには、ブラジルの醤油ならでは製造方法も関係していると思われる。

ブラジルでは、醤油の製造では大豆と塩のほか、小麦ではなくトウモロコシを使うことが多い。ピラニア魚醤もトウモロコシが使われているので、グルテンフリー醤油とのこと。また日本の醤油は小麦を炒って使うことが多いことから独特の香りや色が形成されるといわれているが、ブラジルの醤油は炒った小麦を使わないため、色や香りも異なる。

魚の味や香りが漂う薄口醤油の「ピラニア魚醤」は、甘口のめんつゆが苦手な人なら、そうめんやざるそばにつけてもいけそうだ。ワサビを入れて、焼肉にも合わせられそうだ。

(文/麻生雅人)

最終更新:2/15(金) 8:23
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