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コメの代替品として誕生した「ベジタブルライス」4品を徹底比較

2/17(日) 20:00配信

日本食糧新聞

健康・美容意識の高まりから、糖質オフを訴求した食品が増えている。ハンバーガーや回転寿司などの外食店でも、炭水化物の代わりに野菜を使用するメニューが登場するなど、糖質制限はいまや特殊な食生活ではなくなりつつあるようだ。そこで今回、カット野菜が進化した格好ともいえる「ベジタブルライス(ベジライス)」を比較し、“コメの代わりに食べる”という使い方をもとに、消費者モニターにも意見を聞いた。

「ライスカリフラワー」(金正青果)は、カリフラワーを炭水化物の代わりに主食として食べる新しいカタチ。ご飯120gと比べて、同品の糖質は約24分の1。ご飯の代わりとして低糖質メニューが楽しめるほか、サラダやスープの具材など幅広く使用できる。198円(税別)/120g(冷蔵)、2017年11月発売。

「キャベツライス」(サラダクラブ)は、キャベツの芯をコメサイズに切った。芯の甘さとコメのような食感と風味が楽しめる。そのまま食べるほか、加熱しても甘みとシャキシャキした食感が残る。100円(税別)/130g(冷蔵)、2018年10月31日に関東・中部・関西・中国・四国・九州で発売。

「トップバリュ お米のかわりに食べる 〈ブロッコリー〉」(イオン)は、ブロッコリーをコメのように小さくカットして冷凍。チャーハンやリゾットなどに使える。電子レンジで解凍し、そのままご飯の代わりに置き換えられる。〈カリフラワー〉も同時発売。267円(税込)/300g(冷凍)、2018年11月21日に全国のイオングループにて発売。

「カリフラ」(ライフフーズ)は、カリフラワーをコメ粒大に細かくカットし、ご飯の代わりにカレーに添えたり、チャーハンなどに使用できる。サラダやスープなどの具材にも好適。357円(税込)/500g(冷凍)、2018年6月に全国発売。

購入ポイントは、見た目と容量

試食前に最も関心を集めたのは、「ライスカリフラワー」(金正青果)だ。透明パッケージから見える細かなカリフラワーに興味をそそられたようだ。新規性の高い商品に対し、中身がよく見えるのは好奇心と安心感をももたらす。次点は「カリフラ」(ライフフーズ)で、パッケージデザインのよさと内容量の多さで票を集めた。

試食後も、「ライスカリフラワー」(金正青果)と「カリフラ」(ライフフーズ)が同点で上位に。やはり“コメの代わり”という視点から、カリフラワーの白くモコモコした見た目がご飯らしさを醸し出していることが重視された。「なんとなく(ご飯を食べているような)気分になる」との意見も散見された。

そのほか食感・ボリューム感とともに、カリフラワーが他の野菜に比べて味や香りの主張が少ない点も評価された。なお冷蔵・冷凍という仕様の違いには、評価の差はあまりなかった。

「野菜はしょせん野菜。コメの代わりにはならない」という声も見られはしたものの、食事制限を余儀なくされる人にとって食事の選択肢が増えることは明らかだ。あるいは遅い夕食や夜食を取る人からも 、“罪悪感を抱かない(ギルトフリー)”な炭水化物の代替品は今後ますます求められ続けるだろう。“ベジライス”を代表とする野菜類のほか、豆やコンニャクといった他の素材でもアイテムが増えていきそうだ。

日本食糧新聞社

最終更新:2/17(日) 20:00
日本食糧新聞

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