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骨髄バンク、県内ドナー登録2.5倍 池江選手の白血病公表以降

2/17(日) 1:43配信

北國新聞社

 競泳女子の池江璃花子選手が白血病を公表して以降、「池江選手を応援したい」などと骨髄バンクにドナー登録の問い合わせが相次ぐ中、石川県内でも登録者が増えている。ボランティア団体「いしかわ骨髄バンク推進・はとの会」は関心の高まりを受け、17日の登録相談会では担当者を増員して対応する。

 県内では金沢市の献血ルーム「ル・キューブ」「くらつき」のほか、金沢市保健所など5カ所でドナー登録を受け付けている。県赤十字血液センターによると、県内で新たにドナー登録をした人は、1月は1カ月間で14件だったのに対し、池江選手が12日に白血病を公表したことで、今月13日からの4日間で35件となり、1月の2・5倍に急増した。

 担当者によると、池江選手のニュースを目にして「自分にも何かできることはないか」と登録を申し出る人も多いという。

 骨髄移植は、白血病などの血液の病を抱えた患者に対し、他人の骨髄を移植して治療する方法。移植には患者と骨髄の提供者(ドナー)との間でHLA型と呼ばれる白血球の型が一致することが必要となる。

 HLA型が適合するドナーが見つかる確率は数百万~数万分の1とも言われ、現在、登録者は全国で約50万人いるが、それでも適合するドナーが見つからない患者も多いとされる。

 18歳からドナー登録できるが、55歳以上は提供ができない。はとの会によると、ここ数年、55歳を迎え登録取り消しになる人が新たな登録者の数を上回ることも多く、若い人のドナー登録が課題となっている。

 同会では毎週日曜の午後1時半~同5時半に、ル・キューブでドナー登録の登録受け付けや相談を行っている。通常2人体制で担当しているが、17日は4人に人数を増やして対応する方針だ。

 樫見昭夫代表はドナー登録をどこかの誰かを助ける究極のボランティアと強調した上で、「池江選手をはじめ、全国にいる患者の命を救うため、一人でも多く登録してほしい」と呼び掛けている。

北國新聞社

最終更新:2/17(日) 1:43
北國新聞社

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