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【今週の日経平均を考える】株式投資において、人はAIに勝てるのか?

2/18(月) 8:00配信

マネーの達人

2月3週が引けました。週足は陽線でした。

先週の底割れ下への加速の雰囲気で始まるも、下への雰囲気を週初めから一掃する形で反発し、前週まで一か月弱にわたり上値としていた2万1000円を 窓空け陽線で難なく上抜けし、上の目途の75日線まで到達しました。

しかし、12月の高値と同様の雰囲気で、75日線を上値抵抗線としてはじかれる雰囲気を出す流れの一週間となっています。

通常であれば、前週末の金曜日の窓空け陰線での25日線の割り込みは、下への加速の始まりと考えるのがセオリーです。

しかし、25日線の向きが、前週の初めまたは前々週の週末から上向きとなったことで、素直に下がらないかもと思わせる形状を作ったことが原因かと思います。

逆に上向きの25日線の上に乖離した今の状況から、一気に25日線への下離れも考えにくいともとれる値動きです。

この週末で75日線との関係の値動きをふまえると、75日線と25日線という狭いレンジでのもみ合いが ある程度の期間続くかもと考えると少し憂鬱な気分になります。

そうした流れの中で、米国の動きが驚くほど強く、週明けの日経は大幅高で始まる公算です。

75日線を突破しての寄り付きが想定されます。

その寄り付きから陽線形成となると、オーバーシュートという感覚がなくなるので、次の上の節目を目指すことが想像されます。

そうなると2万2000円ないし2万2500円を目指す可能性が高くなってきますが、どうなるでしょうか?

気になるところとしては、昨夜のダウの大きい反発とCMEの反発はあるものの、為替は金曜日の大引け時よりも円高に振れていることを考えると、実際週明けの寄り付きを見てみないと見極められないという考えも持てます。

さらには、この大幅反発の背景は、米中の貿易摩擦に対する協議継続という情報に対しての反発という事です。

いつものことですが、確定的に米中問題が解決に向かっているというわけでなく、思惑的なものでの反応というところがどこまで信用していいのか? という疑問が残ることろです。

ただ、理由がどうであれ、テクニカル的な節目の75日線を、明確に勢いを持って上抜ければ、投資家の心理は一気に上向くので、理由云々でなく買い意欲が強くなり、好材料への反応はさらに良くなり、上値追いの環境が整う事となります。

そして現状をテクニカル視点で見たときに、移動平均線の並び向きでは方向感なく、明確に上下を示す形状にない形です。

したがって現状は一方向に長く動くという可能性は低いと考えます。

さらにフィボナッチで見てみると、12月の下げに対しては、今週の高値がおおむね61.8%の反発となっており12月の高値(約22700円)を目指す可能性が高くなっていると見れる状況です。

さらに10月の高値からの下落に関しては、38.2%の戻しを少し超えたところでぐずぐずしているという状況ですので、反発力は現段階では弱く、逆に12月の安値(約1万9000円)を目指すと取れる値動きです。

この角度で見ても、上下への方向感は見いだせないとなります。

もう一つ不可解な動きとして、波動で見たときに通常は、もみ合うとレンジが狭くなってきて、三角保ち合いになるのがセオリーです。

ただ、1月中半以降からは、レンジが広がっていき高値安値ともに更新していく値動きとなっており、「Y波動」となっていて、とてもレアなケースの値動きと見受けられます。

こうなると、トレンドも無い前回の高値安値の目途に対して手前で、あるいは突破で、玉を動かすという手法に無理が出てきます。

このような動きは多くはないパターンですが、簡単に判断しようとすると無理が出るというのがとてもよくわかる形状となっています。

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最終更新:2/18(月) 8:00
マネーの達人

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