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2年以上くるま暮らし “車中泊僧侶”になったわけ

2/20(水) 14:50配信

MBSニュース

コンビニの数よりも多いといわれる「寺院」。檀家制度が崩れつつあり、お寺の経営も難しくなっているといいます。そんな中、いまある僧侶が1冊の本を出して話題になっています。本のタイトルは「くるま暮らし。」お寺を持たず、車で寝泊まりして依頼があれば法に着替えて法要などに向かうフリーランスの僧侶です。なぜ車で暮らしているのか、そこには生きづらい世の中を生きるヒントが込められていました。

“くるま暮らし”の様子は?

辻憲太郎解説委員が訪れたのは、滋賀県長浜市の広い駐車場。

「すみの方に止まっている白いバン。この中にお坊さんが住んでいるということです」(辻解説委員)

車をノックすると男性が出てきました。真言宗の僧侶・静慈彰さん(40)。2年前から「くるま暮らし」を続けています。

(辻解説委員)「(車の)中はやっぱり生活感がありますね」
(静さん)「きのうも泊まってますけど、非常に快適で朝までぐっすりです」

中古で30万円で購入したというワゴン車。快適に生活できるように、様々な改造がされています。車の最後部はベッド。縦180センチの長さがあり、ゆったり寝られるそうです。そして、ハッチバックを開けるとベッドの下は収納スペースになっています。自炊のためのキッチンセット一式に、冷蔵庫も。車の屋根に取り付けられたソーラーパネルで電気もまかなっています。

そして朝起きると、ポリタンクに貯めた水でタオルを濡らし顔を拭いてすっきり。サイドミラーが化粧台代わりで、ひげもそります。運転席の後ろは、オフィススペース。僧侶派遣サービスから仕事の連絡を受けると、ここで必要な事務作業をしたり、法要などの準備を整えたりします。まさに、究極の「職住近接」です。ダッシュボードの上には、ひっそりと小さなご本尊もあります。

(辻解説委員)「オフィスがあって寝るところがあると…十分と言えば、十分ですもんね」
(静さん)「『2LDK』と言っているんです。2LDKの『D』ってわかります?」
(辻解説委員)「デスクじゃなくて?」
(静さん)「ドライバーズシート」

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最終更新:2/20(水) 14:50
MBSニュース

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