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新日鉄住金、和歌山の新第2高炉が稼働。第5高炉、世界最長寿で吹き止め

2/20(水) 6:05配信

鉄鋼新聞

 新日鉄住金和歌山製鉄所(和歌山市)で第5高炉の後継として待機していた新第2高炉が15日に稼働を開始した。現在、徐々に出銑比を引き上げており、早期にフル稼働を目指す。
 同日午後に高炉内に送風を開始し、翌16日午後に初出銑した。新第2高炉は炉容積3700立方メートル。同2700立方メートルと小型だった第5高炉から生産を切り替えたことで、同所の生産能力は粗鋼ベースで年50万トン拡大する。増産分は主に自社の他拠点への鉄源供給に振り向ける。
 一方、炉寿命に達した第5高炉は1月18日に吹き止めた。1988年2月22日の火入れ(第三次)から1万1289日(約30年11カ月)という長期にわたって稼働を続け、高炉の稼働日数の世界最長記録を塗り替えた。炉寿命を左右する炉内の耐火レンガの損耗を抑える高度な操業管理技術や補修技術を駆使して実現した。
 新第2高炉の稼働を記念する祝賀会は関係者が出席して近く開催する。
 同所は高炉2基体制で、新第2高炉のほか、09年に新設した新第1高炉(炉内積3700立方メートル)も稼働中。17年度の粗鋼生産量は457万トン。

最終更新:2/20(水) 6:05
鉄鋼新聞

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