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【Q&A】あらためて知りたい辺野古県民投票 正しい記入例は? 投票運動はOK?

2/20(水) 6:25配信

沖縄タイムス

Q2 辺野古埋め立て 政府と県の主張は?

◆県は反対 国は推進

 政府は普天間飛行場の危険性を除去し、在日米軍の抑止力を維持するためには「辺野古が唯一の解決策」だと強調しているよ。

 理由として、在沖米海兵隊は複数の部隊や司令部機能の連携が不可欠で、普天間の回転翼機が訓練や演習で日常的に活動を共にする組織の近くにいる必要があるとしているんだ。普天間で1万数千戸必要だった住宅防音がゼロになり、施設面積も約3分の1以下になるので負担軽減につながるとも言っているね。

 一方、県は広大な米軍基地は地域振興の阻害要因で、県民も過重な基地負担の是正を求めていることから、これ以上の基地は認められないとの立場だよ。

 辺野古でなければならない根拠も乏しいとして、埋め立てに反対しているんだ。

 昨年8月には埋め立て海域に軟弱地盤や活断層が見つかったこと、辺野古の周辺の建物が高さ制限に抵触していること、環境保全対策に問題があることなどを理由に埋め立て承認を撤回したよ。

Q3 これまでにもやったことあるの?

◆96年、沖縄で全国初

 住民投票は全国各地で行われているんだけど、都道府県単位の住民投票は全国で2例目になる。ちなみに1例目も1996年に沖縄県であった「日米地位協定の見直しおよび基地の整理・縮小に関する県民投票」だった。結果は賛成が89.09%を占めたよ。

 97年には名護市で「米軍のヘリポート基地建設の是非を問う市民投票」があり、条件付きを合わせた反対票が52.85%で、賛成票を上回った。でも、その3日後、当時の比嘉鉄也市長は受け入れを表明したんだ。

 2015年に与那国町であった陸上自衛隊沿岸監視部隊配備の是非を問う住民投票では、賛成側が勝利したね。県内で市町村が誘致する自衛隊配備も初めてとなったよ。

Q4 普通の選挙とどう違うの?

◆投票運動は自由

 県民投票条例では投票運動について「自由とする。ただし、買収、脅迫などにより県民の自由な意思が制約され、または不当に干渉されるものであってはならない」と定めているんだ。

 つまり、自由な意思の制約や不当に干渉する行為は禁じられているけど、それ以外の投票運動は基本的に自由にできるということだね。

 選挙では戸別訪問や署名運動、特定公務員(選挙管理委員会の職員など)や18歳未満の選挙運動などを禁じているんだけど、県民投票の運動ではこういった事項も規制されていないよ。

 ただ、許可を得ないで設置したポスターやのぼり旗は、道路法や県屋外広告物条例といった個別の法令などで規制されることもあるので、法律に抵触しない形で設置する必要があるね。

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最終更新:2/20(水) 11:00
沖縄タイムス

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