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就活セクハラ被害者の7割が相談できない理由、大学への不信感と「どうせ変わらない」無力感

2/21(木) 12:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

Business Insider Japanが実施した「就活セクハラ緊急アンケート」調査では、約5割の学生が就職活動中にセクハラ被害にあい、そのうち約7割が誰にも相談できずにいると回答した。内定への危機感、相談窓口を知らない、また過去に受けた性被害の経験から、相談しても変わらないという無力感を抱いていることなどが背景にある。

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内定がもらえない、報復の恐怖

2月18日までに集まった回答は420件をこえた。就職活動中にセクハラにあったことを関連機関や人に相談していないと回答したのは178人と、7割以上を占めている。

以下にアンケートの声を紹介する。

セクハラ被害にあっても相談できないのは、やはり企業との力関係を考慮するからだ。

「落とされたら困る」 (女性、20~24歳、学生 )

「内定がもらえなくなるかもと、怖くて誰にも言えなかった」(女性、20~24歳、会社員・団体職員)

「社会的な立場が圧倒的に低い自分にとって相談することで何が起こるか想像できず、報復も怖かった」(女性、25-29歳、会社員・団体職員)

相談窓口がない、どうせ解決しない

どこ・誰に相談したらいいのか分からなかった、担当者が男性で話しづらかったという制度的な問題もある。

「インターンシップ先に相談窓口がなく、採用担当者も男性だったため」(女性、20~24歳、学生 )

「当時はハラスメント関連の知識も薄く、どこに相談したらいいかわからなかった」(女性、20~24歳、会社員・団体職員)

相談しても変わらないという無力感を抱く人も。

「相談しても解決しないと思った。こんな事をされて、社会に出て働きたいと思えるはずがない。3月から就活が本格化して、これからどんな目にあうか怖くて仕方ないけれど、就職できなかったら困るから我慢しなきゃいけない。構造的暴力だと思う」(女性、20~24歳、学生 )

「相談したところで、されたことが消えるわけじゃない。話すために思い出すのが嫌だった。誰にも言わずなかったことにしようと思った」 (女性、20~24歳、学生 )

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最終更新:2/21(木) 12:10
BUSINESS INSIDER JAPAN

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