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私の助言で解決! 日本ハム・栗山監督「吹っ切れました」

2/22(金) 16:31配信

東スポWeb

【大下剛史・キャンプ点検】沖縄・金武町ベースボールスタジアムで久しぶりに対面した日本ハムの栗山監督は、会うなり「ちょっとご相談したいことがあるんですが…」と言ってきた。聞けば、ドラフト1位の吉田輝星(18=金足農)と同5位・柿木蓮(18=大阪桐蔭)の新人2投手の育成に関して、ちょっと迷いがあるという。

 吉田輝は昨夏の甲子園でエースとして881球を投げ、チームを準優勝に導いたニュースター。その吉田輝に同大会の決勝で投げ勝った柿木は大阪桐蔭の春夏連覇に貢献した。どちらも高校球界屈指の投手で、これからの野球界を背負っていく逸材だ。世間の注目度も高い。栗山監督ならずとも「無理をさせて故障でもしたら…」と心配するのも無理はない。

 しかし、私は「使わんでどうする!」と即答した。なぜか? これまで長くプロ野球界に携わってきて、大事にするあまり日の目を見ないまま散っていった投手を何人も見てきたからだ。

 誰でも新人選手というのは夢と希望を持ってこの世界に入ってくる。ましてや吉田輝と柿木は強豪校でエースを張ってきた。「俺が投げないで誰が投げる」という“エースの精神”が体に染みついた投手は、実戦で投げてこそ真価が発揮されるというもの。故障の心配をして投げさせないと、かえって投げ方を忘れてしまう恐れもある。一軍で使える手応えがあるのなら、何も迷うことはない。あとは使う側の度胸だけだ。

 私の意見に聞き入っていた栗山監督は「ありがとうございます。これで吹っ切れました」と、すがすがしい表情をしていた。オープン戦の日程を改めて確認したら、3月9日には昨夏に吉田輝と柿木が輝いた甲子園での阪神戦が組まれている。日本ハムは既に3月29日のオリックスとの開幕戦(札幌ドーム)で上沢、2戦目に金子を先発させると発表しているが、3戦目以降は未定だ。“名プロデューサー”でもある栗山監督がどんなシナリオを書くのか、また一つ楽しみが増えた。

最終更新:2/22(金) 16:39
東スポWeb

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