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東芝機械が欧州で再攻勢、20年ぶりに工作機械見本市に出展へ

2/22(金) 12:21配信

日刊工業新聞電子版

9月にドイツ「EMO」に

 東芝機械は欧州で工作機械の販売を再開する。2000年代前半に実質撤退しており、現在は保守サービスと年間10台程度の輸出にとどまる。9月にドイツで開かれる国際的な工作機械見本市に約20年ぶりに出展し、営業を始める。航空機部品の加工などに使う大型機や光学機器の金型加工向けなどの微細加工機を投入する。22年をめどに現在比2倍の販売台数を目指す。

 販売・サービス体制を整備する。当面は駐在者を置かず、日本からの出張者が対応していく。まずは、9月に独ハノーバーで開かれる欧州国際工作機械見本市「EMO」に参加する。

 欧州は工作機械の有力企業が多く、総じて日本勢にとっては参入障壁が高い。東芝機械は汎用的な製品の拡販は困難だが、大型機や特に微細加工機は自社の競争力が高く、市場要求に応えられるとみている。

 超大型機は複雑形状を効率的に加工する門型5面加工機や、横中ぐりフライス盤、旋盤など。一方、微細加工機は自動車ヘッドライトの金型加工向けなどを狙う。

 東芝機械の欧州売上高は、18年4―12月期が前年同期比約9割増の13億円だった。プラスチック部品を製造する射出成形機の販売が大半を占めた。

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