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立川志の輔が語る「オチ」の芸術性 落語と映画の違いとは

2/24(日) 18:51配信

BuzzFeed Japan

落語家の立川志の輔さん(65)が、映画『ねことじいちゃん』で初主演に挑んだ。

「落語家が映画の主演なんて、おかしいでしょ?」と謙遜しながらも、高座の上とカメラの前では「緊張感が別物だった」という。そして、落語と映画では「オチ」の芸術性に違いがあったと語る。

志の輔師匠が映画初主演で得た学びとは。“ガッテン”したことを聞いてみた。【吉川慧 / BuzzFeed Japan】

主演のオファーに「この人たちは何を言っているんだろう…?」

今回が映画初主演だって? もちろんそうですよ。うちの師匠(故・立川談志)は色々と出ていましたけど……。落語家が映画の主演をやるなんて、おかしいでしょう?(笑)。

いや、憧れみたいなものはありましたよ。でも、僕が「主演」なんてことはあるわけないと思ってましたし。

「もしそんなことがあったら」。それは、新作落語を作る上で「ひょっとして面白い材料になるのかな」と思ったり、ネタとして考えただけ。話を頂いたときは「この人たちは何を言っているんだろう…?」と、ワケがわからなかったんです(笑)。

なぜ、映画の主演をやることになったのか?

最初は、映画のプロデューサーさんからメールが事務所に届きましてね。

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スタッフ:あの~『ねことじいちゃん』という、映画の…。じいちゃん役をやっていただきたいということらしく…。主役なんですけど…。

志の輔:えぇ…?

スタッフ:監督が『世界ネコ歩き』の岩合光昭さんで…。

志の輔:そりゃ、なんかの間違いだろ。お断りしておいて。
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実は、岩合光昭さんとは4年前に一度お食事をしたことがあるんです。

当時、渋谷のヒカリエで偶然みかけた写真展で感激をしたことがありましてね。あの日はヒカリエにある劇場(東急シアターオーブ)で舞台を見た帰りでした。

エレベーターが混んでいたので、仕方なくエスカレーターで下へ降りてきたら、猫がポーンと飛んでいる大きな写真が目に飛び込んできたんです。展覧会の看板でした。

気になって入ってみたら、世界中のありとあらゆるネコの写真がありましてね。「うわぁぁ!なんだこれは!この人は何者なんだ!」と驚いたんです。

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最終更新:2/24(日) 18:51
BuzzFeed Japan

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