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広中「長崎商」ラストレース有終の美 日本クロカンU20女子2連覇

2/24(日) 11:52配信

西日本スポーツ

 陸上の日本選手権クロスカントリーは23日、世界選手権(3月30日、デンマーク・オーフス)代表選考会を兼ねて福岡市海の中道海浜公園で行われ、U20(20歳未満)女子(6キロ)は、昨年12月の全国高校駅伝、今年1月の全国都道府県対抗女子駅伝で区間賞を獲得した広中璃梨佳(長崎商高)が19分56秒で2連覇を飾った。

【写真】1区で区間賞を獲得し、トロフィーを手にする長崎・広中

 シニア男子(10キロ)は坂東悠汰(法大)が29分36秒で優勝した。2017年大会優勝の鬼塚翔太(東海大、福岡・大牟田高出身)は6位。昨年の日本選手権5000メートル覇者の服部弾馬(トーエネック)は32位に終わった。シニア女子(8キロ)は昨夏のU20世界選手権3000メートル金メダルの田中希実(ND28AC)が26分43秒で勝ち、U20男子(8キロ)は葛西潤(大阪・関西創価高)が23分48秒で制した。

■独り旅6秒差

 「長崎商・広中」としてのラストレースを笑顔で締めくくった。両手で「2連覇」を示すVサインをつくって笑顔でフィニッシュ。「きつかったけど、最後に粘れて優勝できてうれしかった」。胸に「長崎商」と入ったユニホームで走るのは最後。狙い通りの2連覇で有終の美を飾った。

 区間賞を獲得した昨年12月の全国高校駅伝、4年連続区間賞を達成した1月の全国都道府県対抗女子駅伝で見せた力強い走りは、この日も健在だった。スタートからトップをキープ。大きく腕を振るダイナミックなフォームで起伏の激しいコースを爆走した。3キロすぎには2位以下を大きく引き離して独り旅。2位に6秒差をつけ19分56秒でゴールした。それでも「19分40秒が目標だった。去年はラスト1キロのペースが落ちた。そこが課題だったけど今年もクリアできなかったのが心残り」と悔しがった。

 昨秋以降、トラック以外のレースで優勝、区間賞が続く。「だけど全国総体でメダルを取れなかった。その悔しさがあったから今の自分があるんです」。昨夏の全国総体では1500メートルで7位、3000メートル6位に終わった。その悔しさが、今の原動力になっている。

■総体悔しさ糧

 今春から実業団の強豪日本郵政グループで力をつける。3月には早速チームに合流し、同月の世界クロスカントリー選手権にも出場する予定だ。「実業団ではいろいろな種目に挑戦したい。そして日本代表として世界で活躍する選手になりたい」。将来の日本のエース候補が九州から世界へと羽ばたく。

西日本スポーツ

最終更新:2/24(日) 11:52
西日本スポーツ

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