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中条あやみ、高身長でも出せる”純朴ヒロイン像“ 低身長がもてはやされる時代は終焉?

2/25(月) 8:40配信

オリコン

 映画やCMなどの出演数を伸ばし、モデルから女優へ転身した中条あやみ、22歳。170cm、9頭身という抜群のスタイル、そしてその愛らしいルックスを活かし、昨今は主演級の大役に抜擢され続けている。ヒロインと言えば“可愛らしい”イメージを大事した“低~普通身長”女優が多かった。だが、中条あやみの醸し出す”ヒロイン感“が、その“定説”にも変化をもたらしているようだ。

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■ヒロインと言えば、汎用性のある“低身長”を重宝 高身長は難しい立ち位置が続いた

 “ヒロイン”といえば、可愛らしくて誰が見ても好感の抱ける女性像が定番。それを演じる女優にもある程度の汎用性が求められるため、“高身長”という個性はほぼ必要とされなかった。目立ちすぎず周囲に溶け込める、一般的なスタイル(に見えるルックス)…特に少女漫画のような胸キュン作品では“背の高い男子×小柄な女子”という定説は絶対的といってもよかった。

 「かつて映画が“銀幕”と呼ばれていた時代は、片岡千恵蔵のように“高身長でなくとも顔の大きな俳優”がもてはやされていた時期があった」と話すのはメディア研究家の衣輪晋一氏。時代劇映え、かつら映え、スクリーン映えするという理由からだが、その後、高倉健(180cm)や石原裕次郎(180cm)、松田優作(183cm)のような高身長の俳優がスターに。しかし80年代頃からまた変化し、近藤真彦(173cm)や三上博史(171cm)など、少年のようなスタイルとルックスの俳優に人気が集まった。80年代後半から90年代に入ると吉田栄作(183cm)や江口洋介(185cm)など高身長の俳優に再びスポットが当たったものの、「複数の芸能事務所の話によれば、高すぎる身長は強烈な個性になってしまう。俳優の身長はほどほどが良いとされてきた」と衣輪氏。かつて阿部寛(189cm)が、「相手女優と釣り合わずラブストーリーに不向き」と言われていた話は有名だ。

 とくに女優であれば、なんとなく男性は背が高いほうがいいという固定観念からか、他の役者と並んだ時の違和感をなくすためにも低~普通身長が重宝されてきた。さらに相手役の俳優への配慮(キャスティング側の配慮)などもプラスされるため、ますます背の高いヒロインは敬遠されがちに。往年の少女漫画のヒロイン像を見れば分かるとおり、低~普通身長で痩せっぽち、胸は控えめというのが定型だ。巨乳やモデル体型、高身長という個性は“ラブストーリーの王道ヒロイン”にそぐわず、特徴的なスタイルゆえ任せられる役が限られるという現実も強かった。

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最終更新:2/27(水) 22:25
オリコン

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