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「女性議員が増えることで、本当に、暮らしやまちは良くなるのか?」(本目さよ台東区議会議員へのインタビュー・聞き手:池田麻里)

2/26(火) 19:02配信

選挙ドットコム

今年5月に成立した「候補者男女均等法」では、女性候補の割合を50%にするよう政党に努力義務を求めている。女性議員の増加は、政治や社会にどんな変化をもたらすのだろうか。

今回は、台東区議会議員の本目さよ(https://www.sayohomme.com/)さんに聞きました。
本目さんは現在2期目。議員活動の他、政策実現ができる女性議員を増やそうというWOMAN SHIFTの活動もなさっています。

女性も、男性も、やりたいことができる社会を目指して

-はじめに、政治家を目指そうと思ったきっかけを聞かせてもらえますか?

はい。思いを全部、話そうと思うと3時間くらいかかっちゃうと思うんですが(笑)
大きく3つあります。
ひとつめは、性別にかかわらずやりたいことができる社会を目指したい、っていう。この思いは大学生の頃から抱いていました。
大学生のとき、研究で、女性に生まれて良かったですか?男性に生まれて良かったですか?っていう質問、「性受容」いいますが、この問いを大学生にしていたんですね。そしたら、男性はほぼ100パーセントの人が「良かった」って答える。
でも、女性は半分くらいしか「女性に生まれて良かった」って言ってくれなかったんです。
「どうして?」って聞くと、出産って痛そうとか、子どもを産んだら仕事辞めなきゃいけないのかな、生理が辛いとかっていう答えが返ってきて。
出産ってキーワードなんだな、って思いました。

-それって、もう1990年代以降ですよね?

そう。そのくらいの時期ですね。
そのとき、生理とか出産という生物学的なところの課題でなくて、社会的な課題は変えることができるだろうと、大学院でも心理学を研究しました。会社に入ってからは、人事に配属してもらって、育児休暇といった制度づくりに取組んで。5年くらい働いたかな。

-そこで、また感じることがあったんですね?

周りに社会企業家が多くて、刺激を受けました。25歳で起業した友人もいて、負けてられないな!私も!って。
株式会社ワーク・ライフバランスの小室淑恵さんは私の師匠ですけど、他にも、女性起業家の横田響子さんから「女性社長を10年後には10倍に増やしたい」っていうお話を聞いたんですね。
そのとき、経済界に女性が増える。だったら、政治の世界にも女性が必要だと思いました。
私たちの気持ちを分かってくれる議員、政治家を10倍にしたいって。
だから、まずは自分でやってみようと。

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最終更新:3/30(土) 16:48
選挙ドットコム

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