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「投票率5割で民意が測れたのか」沖縄県民投票、普天間を抱える宜野湾市は…

2/26(火) 5:10配信

沖縄タイムス

 【宜野湾】県民投票で辺野古埋め立て反対多数の結果を受け、米軍普天間飛行場を抱える宜野湾市の松川正則市長は「投票率が5割ほどで、民意が測れたのか疑念がある」と不満を口にした。

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 宜野湾市でも6割強が反対だったことに「普天間の危険性除去の原点に触れられておらず、こうなるのは当然だ」と反論した。

 反対票が投票資格者総数の4分の1に達し、知事が首相や米大統領に結果を通知することに「知事の動き、政府の動向を注視しながら、どう行動を起こせるか考えたい」と話した。

反対票が66% 宜野湾、安堵と反発

 【宜野湾】米軍普天間飛行場を抱える宜野湾市。市内の投票率は51・81%で、昨年9月の宜野湾市長選を12・45ポイント下回ったものの、「新基地反対」の票は投票者総数の約66%の2万6439票に上った。市長選で辺野古新基地への賛否を明言しなかった松川正則市長が得た2万6214票を上回る結果となった。

 「ほっとした」。開口一番、こう漏らしたのは市喜友名の安次嶺美代子さん(72)。「普天間を固定化しないため辺野古に移すというのはまやかしだと訴えてきた。その理解が市民に広がったと感じている」

 市上原の知念有希子さん(40)は「今すぐ危険な基地を閉鎖・撤去してという気持ちは市民同じ。みんないろんな思いがあっての1票だったと思う」と話す。その上で「同じ日本人として全国民が結果を受け止め、政府が工事を進めるのが難しい状況をつくってほしい」と願い、松川市長にも「反対の民意が出たのだから当事者の宜野湾市長として何ができるか考えて」と求めた。

 一方、市内の半数近くが投票しなかった。普天間飛行場の滑走路南側に隣接する上大謝名区で老人会長を務める山城廣司さん(78)もその一人。「普天間の危険性除去の話もせず、何の意味があるのか」と怒りを込め「辺野古反対ばかりでなく、どうすれば普天間の危険性を除去できるかに目を向けるべきだ」と訴える。どんな投票結果であろうと「何か変わると思っていない」と語った。

最終更新:2/26(火) 9:05
沖縄タイムス

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