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平成とともに育ったトヨタ高級ブランド「レクサス」 全世界販売1000万台にまで成長した理由

2/27(水) 14:10配信

くるまのニュース

トヨタが海外で立ち上げ、平成30年間で育てた高級ブランド「レクサス」

 1970から80年代にかけて、日本車は「安くて壊れない」、「安いけど性能がいい」と海外でも高い人気となりました。しかし、それは大衆車の話で、その先(=高級車)となるとまったく歯が立ちませんでした。

初代「LS」から最新の「UX」「ES」までレクサスの歴代モデルを画像で見る (23枚)

 そこで80年代半ばに、トヨタはある挑戦を行ないました。世界の高級車市場でガチンコ勝負を挑むためには、これまでの延長線ではなくブランドを含めて新規開発を行なう必要がある……と。

 それが今から30年前の1989年、日本ではちょうど平成元年に、トヨタがアメリカ市場向けに立ちあげた新高級車ブランド「レクサス」です。まず、立ち上げ時にラインアップされたのは「LS」と「ES」の2車種でした。

「LS」はこれまでのトヨタ車とは異なり、世界基準モデルとしてゼロから開発されました。基本性能はもちろん、圧倒的な静粛性と滑らかな走り、高品質を実現し、世界のライバルにも大きな影響を与えたと言われています。

 その一方で、「ES」は「新ブランドが『LS』一車種では厳しい」と言う営業からのリクエストから開発されたモデルで、初代は2代目「カムリプロミネント」をベースに生まれたモデルで販売的に苦戦しましたが、独自性がプラスされた2代目以降は人気が一気に高まり、販売台数を含めてレクサスブランドをけん引するエースへと成長しています。

 その後、レクサスは「SC(1991)」、「GS(1993)」、「LX(1996)」、「IS(1998)」と次々とラインアップを追加しますが、大きなターニングポイントは1998年に登場した「RX」の登場でしょう。

 昨今、世界的なクロスオーバーSUVブームですが、このクルマが「高級車×SUV」がコンセプトのプレミアムクロスオーバーSUVを開拓したモデルになります。

 近年では「RX」が「ES」の販売台数を超え、新たなエースとしての顔も持つようになっています。この「RX」の登場で全体の販売台数は大きく増加。ちなみに2001年にアメリカに導入される高級車ブランドの中で販売台数トップを獲得しています。

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最終更新:2/27(水) 17:32
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