ここから本文です

OB訪問アプリで広がる就活セクハラ。自宅に連れ込まれレイプされた女子学生も

3/1(金) 12:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

アプリで出会って詳細はLINEで

その後もたびたび誘いのLINEが入ったため、ブロックして今は連絡を取ってないという。

Aさんが男性と知り合ったのはOB訪問アプリだが、初めて会ったのは集団でのOB訪問だった。男性は「アプリで出会ったすべての学生と1対1で会うのは大変なので」と説明していたという。

「個別にエントリーシートの添削などをしてほしい場合は連絡して」とその場でLINEのIDを渡され、それ以降はLINEでやり取りするようになり、冒頭の展開に。先日久しぶりにアプリを開くと、男性は今も登録していたそうだ。

Aさんは別のアプリで知り合った大手化粧品メーカーの30代男性社員から、内定をとった後、「お祝いに」としつこくホテルに誘われ性的な関係を求められたこともある。

「親身に就活の相談に乗ってくれていたし、既婚者でお父さんのように思っていたので本当にショックでした。社会人と出会う場としてアプリはとても便利ですが、個人の倫理観に委ねられているため、リスクも大きいと感じます」(Aさん)

会う日までフルネームも分からなかった

国立大学4年生のBさん(男性・22)は知人の女子大学生から、OB訪問のマッチングアプリを通じて出会った会社員の男性に性的な暴行を受けたと相談された。

男性は女子大学生の志望企業の人事部に所属し、人事権を持っていると話していたという。

2人が初めて会ったのは夜だった。レストランでお酒を飲みながら食事をし、2軒目のバーで女子大学生の記憶は途切れた。その後タクシーに乗せられたことはかすかに覚えているが、はっきりと意識を取り戻した時には男性の家におり、性行為の最中だったという。女子大学生は抵抗したが男性の力にはかなわなかったと話しているそうだ。

女子大学生は自身の詳しい経歴と顔写真をアプリのプロフィール欄に掲載していた。この男性以外にも数多くの男性社会人から「会いたい」というメッセージが届いていたそうだ。

相談を受けたことをきっかけにBさんもこのアプリを使ってみたという。アプリは出身大学に関係なく、志望企業の社員に会うことができるのが特徴だった。

「男性社会人が手軽に女子大学生と出会える場になっていると感じました。何より問題なのは、匿名でも利用できることです。僕も偽名で登録できたし、僕の友人は男性と会うまで本人の名前や所属企業が正しいかどうかすら分からない状態でした」(Bさん)

2/3ページ

最終更新:3/1(金) 12:10
BUSINESS INSIDER JAPAN

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事