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「先に非核化せよ」 中国も金正恩氏に圧力か 1月の朝中首脳会談録を入手と韓国紙が報道

3/2(土) 5:10配信

アジアプレス・ネットワーク

◆米国への不満吐き出した金正恩氏に対し…

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)氏が1月初めに中国を訪問した際、習近平国家主席が「非核化からしなければならない」と述べていたと、韓国日報ウェブ版が2月27日に報じた。北京特派員が朝中首脳会談録の抜粋を入手したとしている。

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韓国日報の報道が事実だとすれば、トランプ米大統領との会談を前に訪中して支援を要請する金正恩氏に対し、中国が非核化を迫っていたことになる。

韓国日報が入手したという朝中首脳の発言抜粋録によると、金正恩氏は「我われは非核化のために多くの努力をしてきた。しかし、米国はむしろ制裁を強化している」と、米国に対する不満を吐き出し、「制裁解除が難しいのなら、米国が我われに何をしてくれるのか疑問だ。米国がもっと進展した姿勢を見せなければならない」とも述べたという。

さらに金正恩氏は、「中国が率先して役割を果たしてほしい」と述べ、米国への働きかけを要請した。ところが、金正恩氏が「今後、改革及び開放をする」と発言したのに対し、習近平氏は、「重要なのはその話ではない。非核化からしなければならない」と答えたという。

一方で習近平氏は、「国際社会の対北朝鮮制裁が緩和される必要がある。中国は非核化措置に伴う役割をしながら、平和協定の議論の過程にも必ず参加する」
とも述べたと、韓国日報は報じた。

アジアプレスでは、1月後半に平壌から中国に出国してきた北朝鮮のビジネスマンと接触したが、「金正恩同志が中国を訪問した際、早く非核化するよう圧力を受けたと聞いた」と語っていた。(石丸次郎)

最終更新:3/2(土) 16:48
アジアプレス・ネットワーク

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