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【特集】高松道の4車線化が完成へ 利便性・安全性高まる一方、懸念も…

3/2(土) 14:30配信

KSB瀬戸内海放送

 香川県の東の地域などで進められていた高松自動車道の4車線化工事が3月8日に完成し、香川県内を走る高速道路が全て4車線化されることになります。
 4車線化工事はどのように進められたのか。また高速道路の4車線化で期待される効果や課題などを取材しました。

4車線化工事はどう進められた?

 4車線化が完成するのは、高松市と三木町の境から徳島県の鳴門インターチェンジまでの51.8キロの区間です。
西日本高速道路が2012年5月から約760億円をかけて進めていたものです。3月8日午後3時に全ての工事が完成することになりました。

 4車線化工事の手順は、まず対面通行の2車線の横にさらに2車線分の拡幅工事を行います。次に外側の2車線を通行用に確保し、中央分離帯のガードレールを設置したり道路を舗装したりします。中央分離帯の工事などが終わると4車線化が完成です。上り線と下り線で2車線ずつ走行できるようになります。

(西日本高速道路 高松工事事務所/高卯和博 所長)
「工事エリア全線が供用路線の横であり、利用者のすぐ横で新しい高速道路を一から造る特殊な作業環境です。安全と品質には細心の注意と技術を投入して作業を進めてきた」

全線開通から16年 根強かった要望

 香川県に初めて高速道路が開通したのは1987年12月。善通寺インターと愛媛県の三島川之江インターの間がつながりました。その後、西から東へと高速道路の整備が進み、2003年3月には高松中央インターと高松西インターの間がつながって高松道が全線開通しました。

 しかし、香川県の東の区間は対面通行の2車線だったため、利用者から4車線化を求める声が上がっていました。

(ドライバーは-)
「対面通行は怖い。安心して走れる、広くなると。4車線の方がいい。(2車線は)渋滞になる」

高松道4車線化の効果は

 高松道4車線化の効果は大きく3つあります。
 一つは「渋滞の解消」です。2017年度にはゴールデンウィークやお盆、年末年始に交通集中による渋滞が40回発生しました。4車線化による交通の円滑化でこうした渋滞がなくなると期待されています。

 二つ目は「交通事故の減少」です。対面通行の2車線のときは正面衝突や追突などが起きていましたが、中央分離帯や追い越し車線ができたことで大幅に減る見通しです。

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最終更新:3/2(土) 14:30
KSB瀬戸内海放送

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