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名古屋「さんすけ」の濃厚焼豚うどんをゼヒ一度体感してくれないか?

3/4(月) 12:00配信

メシ通

ラーメン○○大宮店の店主として埼玉○○リアンの欲望を満たす

加藤さんのバイオグラフィーを簡単に紹介しよう。
加藤さんは、石川県生まれの関東育ち。大学を卒業後、居酒屋さんの厨房で1年勤務。その後「将来は独立したい」という思いを胸に、みんな大好き「ラーメン○○」の高田馬場店に勤務。そこで8年間、修業の日々を過ごした。

その間に資金を貯め、2008年に「ラーメン○○大宮店」をオープン。16年に閉店するまで、オーナーとしてお店を切り盛りした。つまり、高田馬場時代と大宮時代を合わせて15年以上の長きにわたり、ジ……いや、○○リアンのお腹を満たしてきたというわけだ。

大宮○○リアンの神(オーナー)として、日夜ガシガシと働いていた加藤さん。でも、オーナーにまでなったのだから、本来の「独立する」という目標はすでに達成されている。じゃあ、なんで辞める必要があったのか。

加藤店長:オーナーになり、ラーメン○○のブランド力で、お客さんにもたくさん来ていただました。でも次第に、ここで満足しちゃいけないと思うようになったんです。自分で自分の味を作り出したくなった。それで、新しい道を進むことに決めました。

もう一つ上の高みを目指す。それはまさに、サンスケ(信長)が尾張を統一し、次に天下統一を目指した漢の姿に重なるのである。いや少し大げさだなこりゃ。
そんなオーナーの決断から、「ラーメン○○大宮店」は、2016年11月30日に惜しまれつつお店を畳むことになった。

「うどん」だからこそ自由にやれる

とはいえ、独立後はラーメン店をやるという話にはならなかった。いや、なれなかった。育ててもらった古巣にワガママを言い、「これからは好きにやらせてもらいたい」という決意で離れるのだ。だから、「古巣の名を出さない」そして「ラーメン店をやらない」という形で、加藤さんとしては折り合いをつけた。

加藤店長:うどんは、ラーメンと同じ小麦粉の麺なので、ラーメンのノウハウをいかせます。だから、心機一転してうどん店をやろうと思ったんです。

大宮店を畳んだ加藤さんは、一時的に、父の出身地である岐阜県羽島市に身を寄せる。羽島市に一番近い都会といえば、名古屋だ。だから、名古屋に出店するのはある意味、加藤さんにとっては自然な流れだったのだ。

加藤店長:羽島には、今も叔父が住んでいるんです。大宮のお店を畳んだ後、羽島で間借りをしながら、名古屋でお店を出す準備をしました。

羽島で加藤さんは、自分が納得できるうどんの味作りに没頭する。その一つのキーデバイスになったのが、味わいの決め手の一つになる「醤油」だ。
さんすけでは、醤油に「たまり醤油」を使っている。たまり醤油というと「あー名古屋ならではね」と思わせるが、さにあらず。加藤さんが「昔から慣れ親しんでいた味」だという岐阜県産のたまり醤油を使用している。このたまり醤油を使うことで、濃厚かつ独特なコク満点の味わいを実現しているのだ。

加藤店長:このたまり醤油は、私の一族が昔から慣れ親しんだ、もはやソウルフードです。別に変わった味ではないんですが、寝かせると香りもうま味も強くなるんですよ。

かくして、1年間の準備期間を経て、2017年10月18日に「肉うどん さんすけ」のオープンにこぎつけたのである。

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最終更新:3/4(月) 12:00
メシ通

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