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明石市、里親制度の啓発DVD制作 経験3家族を紹介 家庭で育つ大切さ訴え

3/6(水) 7:55配信

産経新聞

 明石市は、里親制度に理解を求める啓発DVD「明石で家族になる~すべての子どもに家庭のぬくもりを~」を初めてつくった。市内に住む里親が子供を家庭で育てることの大切さを訴える内容で、市は「これまで里親制度に関心のなかった人にも見てほしい」と呼び掛けている。

 市によると、親からの虐待などで家庭で暮らすことができない県内の子供は約1500人。そのうち里親のもとで暮らす子供は平成29年3月末で15・9%と、全国平均の18・3%を下回っている。中核市に移行した明石市は今年4月に児童相談所を開設する予定で、29年1月から里親登録の増加に向けた取り組みに力を入れてきた。

 DVDは18分30秒で、本編のほか、ダイジェスト版と里親子インタビュー集を収録。里親制度の紹介のほか、里親経験のある市内3家族を取り上げ、「辛かったことより楽しかったことが多かった」「卒業式の時に手紙をもらい涙が出た」といった里親の声などが盛り込まれている。

 また、里子として育った女性が「家族の温かさや親の愛情を身をもって感じられる」と笑顔で答える様子も紹介。シンガー・ソングライターで、明石こども大使の川嶋あいさんのメッセージも収録している。

 里親らが相談を受け付ける里親相談会やPTAの会合などへの出前講座などで活用するほか、市民や企業にも貸し出す。ダイジェスト版を市のホームページで公開している。問い合わせは市子育て支援室(078・918・5282)。

最終更新:3/6(水) 7:55
産経新聞

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