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清宮 昨秋からヒビが入っていた? 異変に気付いた同僚も

3/6(水) 16:38配信

東スポWeb

 右手有鉤(ゆうこう)骨の骨折と診断された日本ハムの清宮幸太郎内野手(19)が5日、東京都内の病院で骨片摘出手術を受けた。球団によると退院後は自宅静養と通院治療を経て、12日から千葉・鎌ケ谷の球団施設でリハビリを開始するという。ゲーム復帰までは3か月を要する見通しで、もちろん開幕一軍はアウト。ただ、チーム内からは落胆の声が漏れる一方で、意外なほど前向きな意見も飛び出している。

 栗山監督はこの日の全体練習中に、右手有鉤骨を骨折して同日中に骨片の摘出手術を受けた清宮について「いろいろな選択肢があるが、手術してスッキリする。全てこっち(首脳陣)が決断していること」と説明した。

 手術は無事に終了したものの、紅白戦も含めた実戦10試合で打率3割2分4厘、2本塁打、11打点と好調だった清宮の離脱はチームにとっても痛い。栗山監督は「俺は早く帰ってきてくれると信じている。願望も入ってるかもしれないけど」と期待を寄せながらも「誰が悪いかといえば俺が悪い」と自分を責め、主将の中田も「チームとしても残念。清宮の代わりはいないですから」と肩を落とした。

 ただ、今回の骨折は単なるアクシデントではなかったようだ。なんと、かねて清宮の異変に気づいていた選手もいたようで、ある選手は「今思えば、違和感を抱えながらやっていたんだと思います。今回のケガの場合、多少違和感があっても振れちゃうわけですから」と証言。別の選手も「(清宮は骨に)ひびがある中で練習を続けていた」と打ち明けた。

 吉村GMは以前から骨にひびが入っていたとの情報があることについて「そういうわけではないです」と話した。ただ、清宮は昨秋のキャンプ終盤から患部付近の違和感を訴えており、手術するまでの症状ではなかったことから自然治癒を目指していたとも考えられる。過去に有鉤骨骨折を経験した中田は「自分は一度に折れたから手術できたけど、ひびだったら手術もできないからね」と言う。

 不安や違和感を気にしながらプレーすることを考えれば、折れて手術に踏み切れたのはマイナス面ばかりではない。中田も「逆に今折れて良かったんじゃないかな。シーズン中にポキッとなるより、今後のことを考えたらそっちの方が良かったんじゃない」との考えを示した上で「(有鉤骨骨折は)そんなに大ごとでもないから。自分は手術してから1週間でガンガン、ティー打撃していたからね」と、かわいい後輩にエールを送った。

 ゲーム復帰には3か月を要する見込みだが、慌てたところでいいことはない。V奪回には不可欠な戦力だけに“中田ロード”を踏襲して、万全な状態に戻すことが清宮に課された使命だ。

最終更新:3/6(水) 17:21
東スポWeb

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