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「女性議員が増えることで、本当に、暮らしやまちは良くなるのか?」(柿沼とみこ埼玉県議会議員へのインタビュー・聞き手:池田麻里)

3/6(水) 19:02配信

選挙ドットコム

-女性初の環境防災部長に就任されましたね

同時期にもうひとり女性部長なった人がいますが、彼女は健康福祉部長で、私は環境防災部長。制服を着て、警察や自衛隊の人達とヘリコプターに乗ったりしていました。

-労政事務所もそうですが、硬派な職場ばかりですね(笑)

そうね。いわゆる女性が担当していそうな部署ではないわね(笑)
環境防災部が所管している廃棄物だって色々あるじゃない(笑)土屋知事には「ひとりで夜道を歩かないように」と心配していただきました。「俺の手を見ろ!」なんて言ってくる人には「あら、まだ右手が残っているじゃない」と返してみたりね(笑)
最終処分場などの現場に行くと、10メートルもの穴が掘ってあったりするから、そしたら、わざと大声で「記念写真撮りましょうよ」「ここで後ろからドンとやって埋めたら全然分からなくなっちゃうね」なんて言ったりもして。

女性たちよ、覚悟を持て!

-管理職をご経験されての思いをお聞かせください

管理職試験を前にすると、受験しない言い訳に「偉くなりたくない」と言う女性がいます。
でも、管理職って、偉いとか偉くないということではなくて、自分のやりたい仕事に対するエリアが広がるってこと。
係長より課長、課長より部長の影響力が大きいわけでしょう?
本当に県民のために、日常を担い生活を支えている女の人の視点を活かそうとするなら、少しでも影響力を広げようとするのが普通でしょう、と私は思うわね。

女性自身も35歳過ぎて可愛いだの何だのと思われようと思ってはいけません。
仕事として、人間として、どう遇していくかという話なのだからと私はよく申します。女であることを売りにするとか、わざわざ吹き込むとかそういうことを良いと捉えている女性自身もいるにはいるのです。総合職でも「さあ皆さん舞台は同じです。どうぞお好きに」と言ったところで、何だかんだと言い訳をする人達もいます。私は県庁の試験を受け、試験官も務めました。その時にだって、なぜ自分が受験しないかの言い訳をわざわざしに来た方もいました。公務員は特に、給与が男女同じで、徴収兵でなく志願兵。

入庁時には、県民や市民のために尽くしますと試験を受けて入ってくるわけですから、給料は同じで仕事だけ控えめにならないでいただきたい。私はいつもそう言っています。企業は利潤だけれど、私達は皆さんの税金をお預かりして仕事をさせていただいているのですから。当たり前に、女性がもっと自覚しなければ。日本は諸外国と異なり、役場にいるとよほどの専門職でない限り人事異動があるでしょう?それは企業だって同じです。けれど、私にはこの仕事は易しすぎるとか向いていないとか我儘を言うのは女性が多いです。男性は泣いても笑っても歯を食いしばって、動いていかなければ次のステップはないと思っていますから。そういう覚悟が女性には薄い、それはあると思います。法律を活かして、次の担い手になっていく女性には、もう少し覚悟を持っていただきたいです。

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最終更新:4/12(金) 17:03
選挙ドットコム

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