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「金曜ロードショー」の未来 「カメ止め」で「バルス」は起きるか? いま地上波のテレビで映画を見る理由

3/8(金) 7:00配信

withnews

映画は今や最新作でも、パソコンやタブレット、スマホで時間も場所も選ばず見ることができます。それでも、テレビではゴールデンタイムに映画を放送しています。中でも「金曜ロードSHOW!」(日本テレビ)は、前身の「金曜ロードショー」からこれまで1500本以上の作品を放送してきました。「正直、視聴率は年々厳しくなっている」。それでも、テレビで映画を放送する意義はあると言います。その理由とは?

【画像】「バルス祭り」を見守るジブリの鈴木さん、その時の表情は……

1985年から続く枠

番組は「金曜ロードショー」から「金曜ロードSHOW!」に名前が変わり、今では映画以外も放送していますが、それでもメインは名作を含めた映画です。

映画の第一号は1985年10月の「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」。そして「金曜ロード」で有名なのは「バルス現象」です。

2010年代にSNSの浸透とともに生まれました。「天空の城ラピュタ」の放送時、ツイッターで一斉に決めゼリフをつぶやく楽しみ方は、テレビで映画を見る新たな面白さを発掘しました。

「テレビは出会いの場」

とはいえ、民放各社で映画の枠は減っています。

「金曜ロード」を担当する日本テレビの北条伸樹さんは「ネットの動画が浸透し、特に若い人の間で長い時間、じっと見てもらうことが難しくなった」と言います。

そんな状況に対して「SNSで短い秒数の告知動画を流すなど、テレビで映画を見たことがない人向けの工夫はしてきました」と言う北条さん。

「映画館は見たい人が出かける場所だとするなら、テレビは出会いの場。見はじめたら意外と面白い、そんなきっかけを提供したいです」と語ります。

初放送作品ではSNSを控える理由

Netflix(ネットフリックス)やHulu、アマゾンプライムなど、ストリーミングの動画サービスが人気です。

その一方で、「バルス現象」のような楽しみ方ができるのは、テレビの映画ならではです。北条さんはその魅力について「リアルタイムで一緒に見る楽しみが現れている」と見ています。

「金曜ロード」にとってジブリ作品は定番のコンテンツです。10回以上、放送するものも少なくありません。

最近では、見ていないとわからないクイズをデータ放送で用意するなど、参加感を大事にした取り組みをしているそうです。

一方、初めて放送する作品は、SNSを使った取り組みは控えています。

その理由について北条さんは「やっぱり、映画そのものを楽しんでほしい。作品の力で見てもらうことを大事にしています」と説明します。

便利さだけを考えればストリーミングサービスの手軽さにはかないません。

それでも、地上波で放送する意義について北条さんは「気軽さ」を挙げます。

「お金を払わず映画を楽しめるのが魅力。家にいることが多い主婦の方や若い人を意識した作品を選んでいます」

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最終更新:3/8(金) 7:00
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