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中古スマホは5段階で格付け 販売のガイドライン発表

3/8(金) 19:08配信

産経新聞

 国内の中古スマートフォン販売事業者などでつくる業界団体「リユースモバイル・ジャパン(RMJ)」は8日、中古スマホの劣化度合いを5段階で格付けするなど、販売する際の統一基準(ガイドライン)を公表した。安価で買える中古スマホは、端末の購入代金と毎月の通信料金を完全に切り離した「分離プラン」の義務化で需要増が見込まれる。記録された個人情報の消去方法なども明確にし、中古品への消費者の不安を払拭する。

 統一基準は中古スマホ事業者が端末の買い取りや販売をする際の指針。傷や汚れ、機能に不具合がないかなどを確認し、未使用品から激しい損傷のあるものまで、5段階で格付けする。販売時に示さなければならない評価項目も明示した。ただ、バッテリーは消耗度合いの統一評価が難しいとして対象から外した。

 端末に記録されているデータについては、買い取り時と検査時の2回初期化し、第三者が消去の確認を行う。中古スマホ事業者にはデータ消去できるシステムを用意するよう求めた。10月までに法人同士の中古端末のやりとりなどにも基準を適用するほか、事業者の認定制度などを作り、消費者が中古スマホを安心して使える環境を整える。

 スマホの端末価格は機能競争の結果、最上位機種で10万円を超えることも多くなるなど高騰傾向にある。分離プランで、特定の通信契約を条件にした端末購入代金の大幅な値引きがなくなれば、安価な中古スマホの需要拡大が見込まれる。

 総務省の調査では、利用済み端末の約6割が消費者自身が廃棄もしくは保管しており、国内の中古品市場で流通するのは1割にも満たない。RMJの粟津浜一会長はガイドラインについて、「消費者が安心安全に取引できる市場を形成、発展させる」と話した。

最終更新:3/9(土) 13:29
産経新聞

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