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ネット上のデマだった「モモ・チャレンジ」、子どもを守るために親ができること

3/8(金) 15:07配信

The Telegraph

【記者:Hannah Boland】
 ここ数日、インターネットは「モモ」の話で持ちきりだった――親は子どもへの影響を懸念し、警察は「モモ・チャレンジ(momo challenge)」について注意を呼び掛けた。

 だが、最近の報道で混乱した保護者も多い。モモとは実際のところ何なのだろうか? 心配すべきものなのだろうか?

■モモの始まり
 報道によると、懸念が広がっている「モモ・チャンレンジ」とは、子どもに架空のキャラクター「モモ」に連絡し、危険な行為をするようけしかけるものだ。

 モモと呼ばれるキャラクターには、ホラー映画の小道具制作を専門とする日本企業リンクファクトリー(LINK FACTORY)のアーティスト相蘇敬介(Keisuke Aiso)氏が作った人形が使われている。人形の写真はオンラインに投稿され、ソーシャルニュースサイト「レディット(Reddit)」で何千回とシェアされた。

 南米のメディアが昨年、この人形とモモ・チャレンジを結び付けたのがきっかけとなった。真実かどうか検証しないまま、チャレンジのせいで多数の子どもが死亡していると報じたのだった。

 50万人を超える登録者がいるユーチューバー、レインボット(ReignBot)などの著名人が昨年、モモ・チャレンジを取り上げたことで英語圏にも話が広がった。それ以来、子どもを危険にさらす可能性があるとして、さまざまな団体が警告を出している。

 今回懸念が広がったのは、イングランド北西部ランカシャー(Lancashire)在住のある母親が、息子が友達から「モモ・チャレンジ」をネットで調べるよう言われたと投稿したことに端を発しているようだ。また、警察が英国における「非常に気がかりなチャレンジ」を根絶するべく取り組んでいると発表したことも影響していると思われる。

■モモは危険か?
 デーリー・テレグラフ(Daily Telegraph)紙が2月に調べたところ、ユーチューブ(YouTube)とインスタグラム(Instagram)で、モモ・チャレンジを取り上げている投稿が複数見つかった。この中には、ユーチューバーがモモ・チャレンジをしている様子を撮影した動画や子ども向けアニメ「ペッパビッグ(Peppa Pig)」に見せかけた動画も含まれていた。

 ある母親は、自分の子どもたちが「ユーチューブ・キッズ(YouTube Kids)」でモモの動画を見たせいで、「気持ちが悪くなり、おびえて」しまったと主張した。この母親は、娘が「すぐさま耳をふさぎ、何も言わないでと訴えた。私はただ(モモの)名前を口に出しただけなのに」とフェイスブック(Facebook)に投稿した。

 ユーチューブとインスタグラムは、自傷行為を促すコンテンツはプラットフォームで禁止されているとし、見つけ次第不適切な動画を削除している。

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最終更新:3/8(金) 15:14
The Telegraph

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