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日本産酒類の輸出が7年連続で過去最高更新 清酒は海外イベントでも人気

3/8(金) 15:00配信

日本食糧新聞

日本産酒類の輸出が好調だ。7年連続で過去最高を更新し、2018年は前年比13%増の約618億円と初めて600億円を突破した。清酒やリキュールが2桁増と大きく伸びたほか、ウイスキーの輸出も好調だった。2019年2月には日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)が発効。今後はこれを追い風に、5億人の巨大市場の開拓が進むことで、日本産酒類の輸出が一段と進む可能性がある。

国税庁がこのほど発表した。品目では清酒が19%増の約222億円と9年連続で過去最高を更新した。次いで、ウイスキーが9.8%増の約150億円、ビールが前年並みの129億円、リキュールが13.9%増の約57億円と続く。清酒は海外でのセミナーやイベントなどが人気で需要が高まっているもよう。

また、酒類の輸出相手国に対して、上位10ヵ国(地域)全てで輸出金額が増えた。米国が約131億円(9.1%増)と首位で、次いで韓国が約111億円(2.9%増)、中国が約65億円(49.3%増)となった。

日欧EPAが発効し、日本からEUへ輸出する酒類の関税が即時撤廃。輸出促進につながるか注目される。

清酒・焼酎は関税撤廃のほか、原産地を特定する地理的表示(GI)を確保。日本のGIがEU域内でも保護され、EUでは日本産清酒のみが「日本酒」と名乗ることができる。これにより、他国で造られた清酒と差別化され、日本酒のブランド価値向上が期待される。

日本食糧新聞社

最終更新:3/8(金) 15:00
日本食糧新聞

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