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「3.11」から8年…震災について考えさせられる映画「生きる街」とは?

3/9(土) 14:01配信

TOKYO FM+

鈴木おさむと小森隼(GENERATIONS from EXILE TRIBE)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「AWESOME RADIO SHOW.」。3月8日(金)の生放送は、映画パーソナリティの襟川クロさんが登場しました。

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鈴木:「意外」と言っては失礼ですけど、日本では映画「翔んで埼玉」が大ヒットしています。

襟川:面白かったです。どちらかといえば“ゆとり”のある映画じゃないですか。ああいうのをみんなが観てくれる、今の流れは変わっていますよね。

鈴木:僕、原作漫画も好きなんですけど、キャストがGACKTさんに二階堂ふみさん。豪華絢爛なキャストを集める映画が多いなか、ちゃんと意味のあるキャスティングになっている。これがヒットするのってすごくないですか?

襟川:もう、うれしくて。「とりあえず大物を出して、ベストセラー(の原作)を使えば大丈夫だよ」みたいな作品が、かすんできますよね。

鈴木:しかも埼玉ですごくヒットしているとか(笑)。

襟川:埼玉のいいプロモーションになっていますよね。

鈴木:アカデミー賞では「グリーンブック」が作品賞を取りました。いかがですか?

襟川:王道ですよね。アメリカ映画の基本中の基本ですよ。観ていて楽しいし、いろいろな考えを教えてくれるし、おしゃれ。それに監督のピーター・ファレリーの成長ぶりがすごい。

鈴木:エッチな「メリーに首ったけ」を撮っていたとは思えない(笑)。6部門にノミネートされた「ブラック・クランズマン」にも注目しているとか。

襟川:監督のスパイク・リーは、今まで「アカデミー賞なんか大嫌い」という人だったんですよ。黒人の新人刑事が白人至上主義団体「KKK(クー・クラックス・クラン)」に潜入捜査する話で、音楽やファッションもファンキー。やんちゃで尖った“スパイク・リー流”を減らして、実話のドラマを元に作り上げています。

鈴木:“3月11日”も近いということで、東日本大震災がテーマの、考えさせられた映画を教えてください。

襟川:「生きる街」という作品です。夏木マリさんが主演。東日本大震災から5年を経ての物語です。3.11以来、行方不明の夫を地元で待つ女性をマリさんが演じています。家族の気持ちもバラバラになっているなか、韓国から1人の青年がやってくる。家族って一体なんだろう、と考えさせられます。

鈴木:うん。

襟川:人が頑張って生きると、街も生き続けていく。今も現地で生活している方たちへのエールもあるし、自分がモデルかもしれない、と考える方もいらっしゃると思うんですよね。よかったら観てみてください。

鈴木:僕は震災で、人にやさしくされたり、やさしくしたりする意味を今一度学びました。

襟川:私もその気持ちを持っていたいと思うけど、人って忘れて次のことに進んでしまいがち。でも「被災するのは明日の私たちかもしれない」という気持ちを持ち続けて、誰かにやさしく生きたいですね。

(TOKYO FMの番組「AWESOME RADIO SHOW.」2019年3月8日放送より)

最終更新:3/9(土) 14:01
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