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【尾方剛の目】川内優輝、暑い中で速いペースの練習を

3/11(月) 6:14配信

スポーツ報知

◆MGCシリーズ最終戦 びわ湖毎日マラソン(10日、滋賀・皇子山陸上競技場発着=42・195キロ)

 ドーハ世界陸上(9月27日開幕)代表選考会を兼ねて行われ、公務員ラストマラソンの川内優輝(32)=埼玉県庁=が2時間9分21秒で日本人2位の8位。東京五輪につながるMGCより出場を熱望する世陸の代表入りが確実となった。

 川内は実力通りの走りをした。遅いペースに加えて雨が降り、暑くなかったことが有利に働いた。世界陸上のメダルを狙うなら、プロになって時間もできる今後、ある程度暑い中で速いペースでの練習をするなどして、コンスタントに2時間8~9分台で走れる地力をつける必要がある。

 日本人トップだった山本憲は積極的なレース姿勢が光った。あえて言えば、ペースメーカーがいなくなる30キロで仕掛けた時、もっと一気に行くべきだった。勝つレースに徹していた外国勢のペースメーカーになってしまった。この敗戦は必ず今後の糧となるだろう。山本浩は最後までレースを諦めない姿勢が良かった。河合は30キロまで勝負できたことが収穫だった。

 MGCは持ちタイムのいい選手が中心になるだろう。抜群のスピードがある大迫、タフさがある井上。タイムで劣る選手は、どれだけ“泥レース”に持ち込めるか。最後の坂まで持ち込めば、山上りが得意な今井や神野にもチャンスはある。勝ち切るレースをできるかが日本勢全体の課題だ。(05年ヘルシンキ世界陸上銅メダル、広島経大監督)

最終更新:3/12(火) 12:33
スポーツ報知

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