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駅伝3連覇なのにMGCゼロ 瀬古リーダー「イヒが入っていない」

3/10(日) 20:34配信

西日本スポーツ

 ◆びわ湖毎日マラソン(10日・大津市皇子山陸上競技場発着=42・195キロ)

 宗兄弟や森下広一ら多くの五輪ランナーを生み、全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)で3連覇中の旭化成は、MGCシリーズで誰もMGC出場権を取れなかった。

【表】男子30人、女子14人/MGC有資格者一覧

 リオデジャネイロ五輪代表の佐々木悟ら3選手が出場したが、22キロすぎで次々と失速。本田匠が31位で、佐々木は33位、市田宏は49位。西政幸監督は「惨敗。言い訳できない」とうなだれた。

 3人とも故障などによる調整不足が響いたが、今回に限らずMGCシリーズでは勝負どころの前での脱落が相次いだ。宗猛総監督は「全体的に練習量が落ちている。昔は練習を見て何分で走れるか予想できたけど、今は見えない」と危機感を募らせる。

 出場権を手にできない名門に、日本陸連の瀬古リーダーは「イヒが入っていない」と、旭化成のCMで使われた言葉「イヒ(化の文字を分解)」を使って嘆く。4月末までにワイルドカード(国際陸連が世界記録を公認するレースで2時間8分30秒以内を出すか、2レースの平均が2時間11分以内)で権利を手にする可能性はあり、村山謙太と深津卓也が4月末のハンブルク・マラソンに出場予定。今年の福岡国際、来年の東京、びわ湖毎日のタイム次第で五輪切符を得るチャンスも残る。

 西監督は「課題を踏まえ、しっかりと地力をつけさせる」と巻き返しを誓った。

西日本スポーツ

最終更新:3/10(日) 23:09
西日本スポーツ

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