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ジェットスター・ジャパン、関空-下地島7月就航へ 片岡社長「訪日客も送客したい」

3/12(火) 15:33配信

Aviation Wire

 ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)は3月12日、関西-下地島線を7月3日に開設すると発表した。週4往復の運航で、夏休みの繁忙期は1日1往復に増便する。同社の下地島就航は2路線目で、大阪から下地島への初の直行便となる。

◆「関空経由で訪日客も送客したい」

 7月3日から19日と、9月以降は月曜と水曜、金曜、日曜の週4往復を運航する。各日とも運航スケジュールは共通で、下地島行きGK377便は関空を午後3時50分に出発し、午後6時15分に到着。関空行きGK378便は下地島を午後6時55分に出発し、午後9時15分に着く。

 7月20日から8月31日までの夏休み期間は、火曜と木曜、土曜発も設定し、1日1往復を運航。木曜の関空発GK377便のみスケジュールが異なり、午後4時に関空を出発し、午後6時20分に下地島へ到着する。

 3月12日に大阪市内で会見したジェットスター・ジャパンの片岡優社長は、「関西の方だけでなく、関空経由で訪日客も送客したい」と述べ、国内外から送客する姿勢を示した。

 ジェットスターは3月30日に、成田-下地島線の開設を予定。関空線は2路線目の下地島線となる。片岡社長は関空線の目標搭乗率について、具体的な目標は設定していないとし「成田線の予約状況がほかの路線よりも強い。関空線も同じようになるのではないか」と述べ、全社平均の90%弱よりも上回るとの見通しを示した。

◆自治体と誘致

 下地島空港は沖縄・宮古島市に属し、宮古島とは伊良部大橋を経由して陸路でつながっている。宮古空港とはおよそ20キロ離れている。現在、大阪からの宮古線は、全日本空輸(ANA/NH)が関空から1日1往復運航している。

 下地島空港のターミナルは、三菱地所(8802)が設立した下地島エアポートマネジメント(宮古島市、SAMCO)が運営する。SAMCOの伴野賢太郎社長は関空-下地島線について、「宮古空港と合わせ、観光客を多く受け入れたい」と述べ、高需要路線に育て、観光促進につなげたいとした。

 ターミナルは3月30日に開業。開業時の定期便はジェットスターの成田線のみで、今後、香港エクスプレス航空(HKE/UO)も就航を予定する。今後の誘致計画について伴野社長は「沖縄県や市など自治体とともに進めている」と述べ、国内は首都圏と中部、関西、九州から、海外は台湾と上海、香港、ソウルと交渉を進めているとした。

◆3月30日開業

 下地島空港は1979年7月5日に開港。地方管理空港で、滑走路は3000メートル×60メートル(RWY17/35)が1本、スポット(駐機場)は大型機用が5つ、中型機用が1つ、利用時間は午前8時から午後7時30分まで。

 島全体が空港用地となっており、国内唯一の民間ジェット機の訓練空港として利用されてきたが、日本航空(JAL/JL、9201)が2011年度まで、ANAが2013年度までで撤退している。2017年には、バニラエア(VNL/JW)が訓練を実施した。

 定期便は、1994年7月22日に日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)が那覇-下地島線を運休して以来、乗り入れていない。

 2017年10月からは、三菱地所などがLCCやビジネスジェットの誘致に向け、旅客ターミナルの整備を進めている。旅客ターミナルが開業する3月30日から、ジェットスター・ジャパンが約24年ぶりになる定期便を運航し、成田から乗り入れる。このほか7月19日からは、LCCの香港エクスプレス航空が香港から週3往復での乗り入れも計画している。

Yusuke KOHASE

最終更新:3/12(火) 15:39
Aviation Wire

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