ここから本文です

【ブラジル】旅行業界3%の伸び見込む ビジネス旅行に期待

3/12(火) 7:06配信

サンパウロ新聞

 所得の減少や失業者の増加、そしてそれらに伴う国内消費の縮小など、ブラジルの経済に大きなダメージを与えた近年の経済危機からの回復にはまだまだ程遠いが、ブラジルの旅行業界は2018年に対前年比1.9%の業績拡大を記録した。そして19年には、出張などのビジネス旅行の活発化とドル高の影響による国内旅行需要の加熱によって、昨年に対して最大3%の売上拡大が見込まれている。

 11日付伯メディアによると、サンパウロ州商業連盟(FecomercioSP)のマリアナ・アルドリギ観光評議会会長は「18年の年初には、我々の予想は前年に対して5%伸びるというものだった。しかし(5月終盤という)国の主要な祝祭日の一つである時期に発生したトラック運転手らによる職務放棄と(10月の)選挙に絡む不確実性という複数の要因の組合せによって、旅行業界にはブレーキがかかってしまった。今年に向けては、我々は2~3%の伸びを見込んでいる」と話す。

 アルドリギ氏によると、旅行業界の再開の動きは主にビジネス旅行需要に関係しており、それは国の経済に対する企業各社の楽観的な見方を表す最初の動きの一つだ。同氏は「今年は国内経済のシナリオで驚くことはあまりないはずだ。今年は祝祭日が少ない年であることを考えると、企業関連のイベントが旅行市場を支えて成長させることになるはずだ」と述べるとともに、今年のカーニバルの各種指標はすでに、旅行者の消費傾向の高まりを指し示していると強調する。

サンパウロ新聞

最終更新:3/12(火) 7:06
サンパウロ新聞

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事