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富山のトンネル6割、要補修 倶利伽羅など47カ所 国交省調査

3/13(水) 10:51配信

毎日新聞

 トンネルや橋など道路インフラの経年劣化が進む中、富山県内のトンネルのおよそ6割が、早期に補修などの措置を講じる必要があることが、国土交通省北陸地方整備局の調査で明らかになった。一方、橋は11%が早期の措置が必要で、0・08%は緊急の措置が必要と判断された。

 同局富山河川国道事務所によると、県内に119カ所あるトンネルのうち、14~17年度に、目視やハンマーで構造物をたたいて音を確認するなどの方法で78カ所を点検。その結果について、構造物に支障が生じており、即対策が必要な「緊急措置段階」、早期の対策が求められる「早期措置段階」、対策することが望ましい「予防保全段階」、「健全」の4段階で評価した。中にはトンネルや橋のコンクリートが浮いていたり、欠けているほか、漏水やひび割れなどが確認されたものもあったという。

 トンネルは緊急措置段階はなかったが、それに次ぐ早期措置段階には倶利伽羅トンネル(小矢部市など)や猪谷トンネル(富山市)、城山トンネル(朝日町)など、6割にあたる47カ所が該当すると判明。割合は全国平均の42%より高かった。一部は修繕などを施したものの、未着手も多いという。また、予防保全段階は25カ所で3割強、健全は6カ所で1割弱だった。

 一方、橋は14~17年度に点検が終了している県内1万50カ所のうち、8カ所が最も危険な緊急措置段階と判定された。いずれも通行止めになっているという。早期措置段階も11%にあたる1101カ所が該当となった。

 同局の担当者は「特に市町村は予算や体制、技術面で課題があるが、地域に応じた支援に取り組んでいきたい」としている。【柳澤一男】

最終更新:3/13(水) 10:51
毎日新聞

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