ここから本文です

羽生善治九段と八代弥六段がベスト8進出 ヒューリック杯棋聖戦決勝T

3/13(水) 20:15配信

産経新聞

 豊島将之棋聖(28)=王位=の挑戦権を懸けた第90期ヒューリック杯棋聖戦決勝トーナメントは13日午前10時から東京・千駄ケ谷の将棋会館で、船江恒平六段(31)-羽生善治九段(48)、八代弥六段(25)-佐藤天彦名人(31)の1回戦2局が指され、羽生九段と八代六段がそれぞれベスト8に進出した。

 次戦で、羽生九段は木村一基九段(45)-菅井竜也七段(26)の勝者と、八代六段は三浦弘行九段(45)-久保利明九段(43)の勝者とベスト4を懸けてそれぞれ対戦する。

 【船江六段-羽生九段】

 船江六段は昭和62年、兵庫県加古川市出身。井上慶太九段門下で平成22年、四段プロデビュー。棋戦優勝は2回。通算成績は211勝118敗(勝率0・641)で、今年度は21勝11敗(同0・656)。

 羽生九段は昭和45年、埼玉県所沢市出身。故二上達也九段門下で60年、四段プロデビュー。タイトル戦登場は136回。獲得は竜王7期(永世竜王)、名人9期(十九世名人)、王位18期(永世王位)、王座24期(名誉王座)、棋王13期(永世棋王)、王将12期(永世王将)、棋聖16期(永世棋聖)の計99期。一昨年12月の竜王戦で永世竜王の資格を得て、永世七冠を達成した。棋戦優勝は44回。

 両者は初手合いで、船江六段の先手で対局開始。戦型は角換わりから相腰掛け銀となった。午後に入り、羽生九段が徐々に形勢を良くし、厳しい攻めを継続。最後は先手玉を追い詰め、午後6時41分、92手で船江六段が投了した。

 持ち時間は各4時間。残り時間は船江六段6分、羽生九段44分。

 【八代六段-佐藤名人】

 八代六段は平成6年、静岡県出身。青野照市九段門下で24年、四段プロデビュー。棋戦優勝は1回。通算成績は188勝105敗(勝率0・642)で、今年度は32勝15敗(同0・681)。

 佐藤名人は昭和63年、福岡市出身。中田功八段門下で平成18年、四段プロデビュー。タイトル戦登場は5回で、獲得は名人3期。棋戦優勝は4回。通算成績は345勝163敗(同0・679)で、今年度は26勝14敗(同0・650)。

 両者は初手合い。振り駒の結果、八代六段の先手で対局は始まった。戦型は角換わりから相腰掛け銀。お互いに駒組みを進め、佐藤名人は右玉に変化し、八代六段は穴熊で自玉を固めた。ゆっくりとした展開が続き、夕方になって戦いが始まった。佐藤名人が先手の穴熊玉に攻勢をかけるが、八代六段がうまく指し回し、優位な展開に。最後は八代六段が押し切り、午後8時2分、147手で佐藤名人が投了した。

 持ち時間各4時間。残り時間は八代六段9分、佐藤名人1分。

最終更新:3/14(木) 11:27
産経新聞

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事