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日本天文遺産、学会が初認定=「明月記」と会津日新館天文台跡

3/14(木) 0:43配信

時事通信

 日本天文学会は13日、「日本天文遺産」の第1回認定対象として、鎌倉時代の歌人藤原定家の日記「明月記」(京都市の冷泉家時雨亭文庫所蔵)と江戸時代の会津藩校日新館の天文台跡(福島県会津若松市所有)を選んだと発表した。

 推薦は25件あった。

 明月記は2000年に鎌倉時代前期の第一級史料として国宝に指定された。望遠鏡発明前の1006年、1054年、1181年に観測された超新星のほか、日食、月食、オーロラの記載があり、1054年の超新星の残骸はおうし座のかに星雲と特定されている。

 同学会の柴田一成会長(京都大教授)は記者会見で「世界の天文学の発展に大きな貢献をした。最初に選ばれるのにふさわしい」と話した。

 江戸時代には幕府や水戸藩、薩摩藩などにも天文台があったが、構造物が現存するのは会津若松市指定史跡の日新館天文台跡しかない。「わが国独自の天文学の発展を示す重要な史跡」と評価された。 

最終更新:3/14(木) 1:07
時事通信

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