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23歳、124センチ。「小人症」の私は踊る。 見せ物だっていいじゃない

3/16(土) 7:00配信

withnews

 身長124センチ。ちびもえこさん(23)は7歳児の平均とほぼ同じ背の高さです。「私は子どもではなく、小人(こびと)症です」と訴えています。極端に背が低いため、ジロジロ見られたり、日常生活に困ったりすることはありますが、「かわいそうとは思ってほしくない」と話します。スタイリストになる夢を追いかけ岩手から上京したものの、挫折を体験。いまは、ダンサーとして小さな体を生かした表現に挑んでいます。(朝日新聞文化くらし報道部記者・岩井建樹)

【画像】小さい体で妖艶ダンス 舞台に立つちびもえこさん

会場をわかせるダンサー

 マリリン・モンローの妖艶(ようえん)な曲が響き渡る中、セクシーなドレスを身にまとった、ちびもえこさんが登場すると、会場がわきました。2月中旬、東京都渋谷区の「KAWAII MONSNTER CAFE」。大きなケーキ形のピンク色の舞台の上で、ちびもえこさんは踊りながら腰をくねらせ、ドレスを大胆に脱いでいきました。

 ちびもえこさんは、ここで月に1度「小人バーレスクダンサー」として活躍しています。「背が低いことは私にとって、ダンサーとしての強みになっています。登場するだけで、会場がわっとなってくれるので」と言います。

 ちびもえこさんは、軟骨無形成症という骨の異常を抱えて生まれました。

 「見た目の特徴としては、座高は健常者とあまり変わりませんが、手足が伸びません。足はO脚でお尻と太ももが大きく、腰が後ろにそっています。突然変異とされていて、根本的な治療法は見つかっていません」

 低身長の原因の大半は、親の背が低いといった遺伝を含む本人の体質によるものです。ただ一部には、ちびもえこさんのように病気が原因で極端に背が低くなる人がいます。かつては小人症と呼ばれることもありました。

 虎の門病院小児科の伊藤純子医師によると、その種類も成長ホルモンや甲状腺ホルモンの病気、染色体の異常、骨の病気など様々。ホルモンの分泌不全では不足しているホルモン投与でかなり改善が期待されます。一方で、他の病気ではホルモン治療の効果は限定的だといいます。

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最終更新:3/16(土) 7:00
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