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野田の病院理事長逮捕 肝臓治療薬横流し、海外流通か

3/14(木) 10:57配信

千葉日報オンライン

 肝機能の改善治療に使う処方薬「ラエンネック」を販売目的で許可なく所持したとして、医薬品医療機器法違反容疑で男5人が12日に逮捕された事件で、千葉県警生活経済課と野田署などは13日、野田市二ツ塚の野田中央病院を運営する医療法人社団「喜晴会」理事長で医師、八木禧徳容疑者(73)=同市中野台鹿島町=を同法違反容疑で逮捕した。

 同課によると、容疑を認め「違法と分かっていた」と供述。個人的にラエンネックを横流しして利益を得ていたとみられる。

 逮捕容疑は、既に逮捕された無職、浅田一弘容疑者(72)=東京都北区=ら3人と共謀し1~2月、販売に必要な許可なくラエンネック約3万管(1管2ミリリットル)を病院内に保管した疑い。

 病院で正規に処方するものとは別に八木容疑者が管理・保管し、受け取りにきた浅田容疑者らに渡していた。浅田容疑者は、同法違反容疑で12日に逮捕された「宏達商事」(埼玉県川口市)の役員ら中国人の男2人に転売していたとみられる。

 他にも医薬品を違法に取引していた疑いがあり、県警は、高値で扱われる海外へ売却していた可能性も視野に流通経路を調べる。

 製造元などによると、ラエンネックは人間の胎盤に由来する成分を含み、肝機能の改善などの効果がある一方、美容目的で使われることもある。

 県警は12日に病院や八木容疑者宅などを家宅捜索し、任意で事情を聴いていた。

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