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佐賀県庁、夕方に外国人続々 SNSで評判 人気のワケは?

3/14(木) 12:03配信

西日本新聞

 増え続ける訪日外国人観光客(インバウンド)。佐賀県内でもガイドブック片手に観光を楽しむ姿をよく目にする。訪問先の代表格として鹿島市の祐徳稲荷神社などが知られるが、最近はなぜか夕方に県庁を訪れる客が多いという。「Youは何しに県庁に?」-。

【別カット写真】SNSで評判 窓ガラスに映し出される映像

 「ここには、どうやって行けばいいのか」。夕方、私が県庁近くを歩いているとアジア系の男性外国人に呼び止められることが最近続いた。行き先は県庁の最上階の展望ホールという。身ぶりで直通エレベーターを教えると笑顔で去った。

 彼らの目的は、ホールの内側から地上50メートルの夜の窓ガラスに鮮やかな光と映像を投影するプロジェクションマッピングの見学だ。県が夜の観光資源を増やそうと2016年7月に始めた。3年目の今回は武雄温泉楼門(武雄市)や九年庵(神埼市)など県内の伝統ある建造物が、過去から未来にタイムトラベルするという物語になっている。

 県は当初、日本人客に夜の飲食店に繰り出してもらう狙いだった。しかし、個人客はもちろん、日によっては数十人の外国人団体客が乗ったバスが県庁前に到着して見学に訪れる。展望ホールで案内係を務める平野利佳さん(48)は「昨年あたりから明らかに増えた」と驚く。

SNSで評判広まる

 県によると、この2年半余りの展望ホールの全来場者数は約14万人。外国人数はカウントしてないが、一昨年まで全体の1割に満たなかった来場者アンケートの回答者に占める外国人の割合が、昨年は3割に急増した。近年、佐賀空港と韓国、台湾を結ぶ直行便が増えたり、定期化したりしたのが大きな要因のようだ。

 旅行会社によっては、武雄市の御船山や伊万里市の梅園、鳥栖市の鳥栖プレミアム・アウトレットなど県内ばかりのツアーを組む。台湾から観光客30人を連れて展望ホールを訪れた添乗員男性(38)は「県内だけだと巡回先が少なくて限られる。プロジェクションマッピングは美しく、ツアーを組むのはぴったり」。

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最終更新:3/14(木) 15:19
西日本新聞

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